少食であれ!これは健康のもと。少欲であれ!これは幸福のもと。この二つのものをしっかりと身につけよう。この世を悔いなく終わるため。この世を楽しく生きるため。
坂村真民
坂村真民のその他の名言
-
生きているものはみな美しい妙な顔をした虎魚がある一体この美しさはどこからくるのだろうやはり懸命に生きるという命から発する美しさだそれにくらべてこの美しさを持たない人間が急に増えてきた。
-
冬がきたらうすら陽ざしのなかに咲く冬花のつつましさをじっと見つめてゆこう冬花の持つ香気と清純さとをわが体のなかに浸透させよう。
-
道は数限りなくあれど、わが辿る道はただ一つのみ。花は数限りなくあれど、わが願う花はただ一つのみ。わが道をいかしたまえ、わが花を咲かしたまえ。
-
いのちいっぱい生きるのだ念じ念じて生きるのだ一度しかない人生を何か世のため人のため自分にできることをしてこの身を捧げ生きるのだ。
-
長く生きていることは無駄ではなかったとしみじみ思う年になった見えなかったものや聞こえなかったものが見えだし聞こえだしたのもありがたい喜びの一つだが一番大きな喜びは色々の悲しみを知ったことだった。
-
死のうと思う日はないが、生きてゆく力がなくなることがある。そんな時お寺を訪ね、私ひとり、仏陀の前に座ってくる。力わき明日を思う心が出てくるまで座ってくる。
-
本気になると世界が変わってくる。自分が変わってくる。変わってこなかったら、まだ本気になっていない証拠だ。本気な恋、本気な仕事。ああ、人間一度はこいつをつかまないことには。