人間は最高に集中すると雑音も聞こえなくなり、まったく疲れを感じない「没我」の状態になる。このようにリラックスしていながら、なおかつ集中している状態のことを、脳科学では「フロー状態」という。このフロー状態に自分を持っていくのが、多忙な社会人が勉強するときのポイントだ。
茂木健一郎
茂木健一郎のその他の名言
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仕事ができる人、ものごとがわかっている人は、見込みについて案外慎重。完成したプロジェクトの質についても、手放しで褒めないことが多い。できない人ほど自信があり、できる人ほど慎重である。
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笑いも創造性の大切な要素である。ユーモアのセンスを持ってものごとを見ることは、心をやわらかくして、固定観念にとらわれないようにしてくれる。
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ビジネスに直結した研究は、案外つまらないものである。自らの内なる快楽の質を追求することが、歴史を変えるような知的飛躍につながる。
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何よりも、「喜び」を基準とすること。自分にとってのハードルを超えることの喜びを、脳にたたき込む。次から次へと、自分でハードルを設定する。毎日障害物競走を続けること。
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根拠はどうでもいい。とにかく自分には自信があるんだ、と考える。そうすると面白いことに、自信を持っている脳の状態ができ上がってしまうのです。
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時間制限をうまく使え。30分と書いてある問題があったら、自分と無理めの契約を結んで、たとえば「20分で終わらせる」と宣言してみる。そのようにして、常に最高のパフォーマンスを出すようにせよ。