相異点ばかりでは好きにならない。共感できる点がなければ、一緒にいて心地良くない。共感できるところと、未知の部分が入り混じった、偶有的な存在が理想の相手である。
茂木健一郎
茂木健一郎のその他の名言
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立場が違うからといって、コミュニケーション自体を断ってしまうのは愚かである。反対の立場の人との対話を続けることが、プロジェクトの成功に欠かせないことも多い。
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頑固な人は、それだけ取れば短所だが、一つのことをやり遂げるという意味では長所である。優柔不断な人は、決断できないという意味では短所だが、さまざまな角度からじっくり考えるという意味では長所である。
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集中して時を忘れる「フロー」の状態では、頑張っていることは実は嬉しいこと、楽なことである。頑張るということは、決して無理をするということではない。
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自分の長所や短所は、他人という鏡に映って初めてわかる。面と向かって「君はこうだ」と言ってくれる場合もあるし、ちょっとした言葉、仕草、表情に、自分の姿が反映されることもある。
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壁にぶつかった時や重大な決断を下すときは、論理的な思考よりも感情が訴えかけてくるものに従う、つまり直感を信じることが大事です。
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涙は、自分では受け止めきれない何かを受け止めた時に流れ出す。今の自分では処理できないと感じた時に、涙がオーバーフローするのである。
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自分ができなくても、できる人を知っている。あるいは、誰に任せることができるか判断できる。このような能力は、管理職はもちろんのこと、一般社員でも必要な能力とまっている。
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現代におけるイノベーションは、旧来のシステムに対して破壊的作用をどこかで持つから、抵抗を受けるのは当然である。新しい技術や、サービスを提案する者は、必ずある程度の誹誇中傷を受ける。
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すぐれた芸術作品は、人の心を傷つける。「あっ、やられちまった」。その感動が、生きることの意味を確認させる。傷が癒えるプロセスにおいて、私たちは最も創造的になるのである。