中田英寿
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サッカーで負けていいと思うことなんて、子供の頃から一瞬たりともないですね。好きでサッカーをやるということは、僕にとっては「勝ちたい」ということと同じです。あるいは「上手くなりたい」とか。サッカーが好きであれば、「頑張ったら負けてもいい」とか、「下手なままでいい」とか、そういうのは僕には理解できないですね。
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パソコン持って、人生変わりました。
遊びも一生懸命やるから楽しい。中途半端に遊んだらつまんない。遊びも仕事も一生懸命やるほうがいい。
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前に進む以外に道ってないわけです。
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下を向くな!!
レベルの違いはあっても、好きなら上手くなりたいものだと思うんですけどね。下手でもいい、負けてもいいと思っている時点で、それはそんなには好きじゃないんだと僕は思ってしまいます。
俺はひとりでも強いからね。
作家、経営者、建築家、医者、弁護士、アーティスト、俳優、ファッション界の人、世界を目指して戦っている人、超一流の仕事で評価されている人、そういう人たちの話を聞けることがとても嬉しい。
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サッカーを単なるスポーツと考えたり、ビジネスと考えている人には理解できないかもしれません。僕はサッカーが本当に好きなんです。僕にとってサッカーは人生であり、家族のようなものでもあります。楽しくてやっていたはずのサッカーを楽しめなくなってしまった。その時、それでお金を稼いでいるということを、自分の人生に対する裏切りだと感じたんです。サッカーに人生を懸けてきましたが、それはサッカーが好きだったからで、お金のためにやっていたわけじゃない。そのバランスが崩れてしまった。楽しくないことを、お金のために続けるのは、僕には考えられなかったんです。
洋服が好きなのはファッションを楽しむということもあるけど、そのファッションを生み出すデザイナーに興味があるから。頭にある!!イメージを、あんなふうに形にするデザイナーを尊敬している。だから自分の好きな服は、自然と大切にしているのかもしれないな。
自分にできることを積み重ねていけば、必ず流れが変わる日が来る。それを信じていられるうちは、どんなことにも耐えられるよ。
サッカーは変化があって初めて面白い。相手の裏をついて、初めて面白かったりするわけだよね。
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自分の考え方を貫きたい。そのためには自分の目指すサッカーをし、文句のつけようのないプレーを見せて勝利したい。勝たなければ自分らしい生き方はできなくなる。
負けない試合をやる舞台ではないですから。勝てるかどうか、それを試されるのが世界大会です。
セリエA残留を懸けた試合は白熱するよね。ある意味、スクデットを争うよりもすごいかもね。
足でボールを蹴り、コントロールして、目指した場所へ蹴る。ただそれだけのこと。
「右へならえ」をすれば、自分の責任はなくなるからね。
自分の選択と決断に後悔はない。
もう、日本へは戻らない。
僕はずっとサッカーをやってきて、その部分まで切り離すわけではないので。サッカーは今でも好きですよ。チャリティマッチをやるのも、お金を稼ぐためではなく、別の何かのためにサッカーをやろうとした結果です。今までとは形は違いますが、サッカーを楽しみながら続ける、僕なりのやり方だと思っています。
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