曹操
1
列士暮年壮心不己。[解]烈士は暮年においても壮心はやまず。
0
失敗の責任は主君に、成功の功績は家臣に。
5
事業の成功に、奇跡が入る余地はない。永遠の成功とは、自分を信じられること。
3
戦のない世とはいいものじゃ。
山に会うては道を開き水に遭うては橋を架すこれも戦のひとつであろう。
事業は、我がためより、他のためから、出発せよ。
進取なる者が、正義であるとは限らず、正義なる者が、進取であるとは限らない。
成功したければ、踏みならされた道を選ぶな。
十セントを大切にしないから、十セントで雇われてしまうのだ。
虚なる時は実とし実なる時は虚とす。
口に大義をとなえても心に一致するものがなければ同志も同志ではない。
将なる者、ときに、臆病であるべし。いたずらに、勇猛になるべきではない。
2
天下の知恵を集めて、天下の道理に従って、どうして、天下に、出来ないことがあろうか。
そもそも英雄とは大志を抱きどんな時にでも備えられる計を持ち行ってはひるまず、時代に遅れず天地の理を知り万人の指揮に臨む者でなければならん。
4
私は、いかなる逆境も、好機に変える努力をした。
金を手にして好い気になるのは、愚か者だけ。
どんな職業でも成功すれば、妬みを買うものだ。
ありと見ればありないと見ればない。竜というものは時に大きく時には小さくなるという余にはそれが見える。余の言う竜とは人間のことだ英雄のことだ。竜というものは天に昇る機がいまだ熱さぬ時は頭を埋め爪をかくし深淵にひっそりと身を潜めさざ波さえ立てぬ。だがひとたび機が熱したと見るや、風を起こし雲を呼び一気に天に駆け上がるという。余は人間の英雄にその姿を見る。
天下の人に背くとも、天下の人を背かせはしない。
機の熟さぬうちにことを行えばかえって害を招く。時機を待つのじゃ。
曹操のすべての名言