中国の武将
曹操の名言。全59個。
将なる者、ときに、臆病であるべし。いたずらに、勇猛になるべきではない。
2
失敗の責任は主君に、成功の功績は家臣に。
そもそも英雄とは大志を抱きどんな時にでも備えられる計を持ち行ってはひるまず、時代に遅れず天地の理を知り万人の指揮に臨む者でなければならん。
山に会うては道を開き水に遭うては橋を架すこれも戦のひとつであろう。
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大きな仕事を手軽にやってのけるのが、大事を成す秘訣。
天下の知恵を集めて、天下の道理に従って、どうして、天下に、出来ないことがあろうか。
3
事業は、我がためより、他のためから、出発せよ。
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成功には、粘り強さより、大切なものはない。粘り強ければ、いかなる障害も越えられるから。
快楽に溺れる人生ほど、詰らない人生はない。
戦にも負けてみるがいい。敗れて初めて覚り得るものがある。
私は、いかなる逆境も、好機に変える努力をした。
進取なる者が、正義であるとは限らず、正義なる者が、進取であるとは限らない。
事業の成功に、奇跡が入る余地はない。永遠の成功とは、自分を信じられること。
月旦を以って、各自、欠点を省みよ。わたしも、必ず、それに、目を通そう。
君に事えてその本を忘れざるは、天下の義士なり。[解]君主に仕えてその本分を忘れないのは、さすがに天下の義士だ。
しかし戦には機というものがある。その機を逃して勝利はありませんぞ。
よろしい。天よ我に百難を与えよ。奸雄ならずとも必ず天下の一雄にはなってみせる。
俺はお前が命をはって守っただけの男になってみせる。
お前の首ひとつで三十万兵士の不平をしずめようというのだ。
機の熟さぬうちにことを行えばかえって害を招く。時機を待つのじゃ。
口に大義をとなえても心に一致するものがなければ同志も同志ではない。
列士暮年壮心不己。[解]烈士は暮年においても壮心はやまず。
鶏肋。[解]鶏の肋骨ー転じて役に立たないが捨てるには惜しいもの。
我、人に背けども、人、我に背かせじ。[解]私が人を裏切ったとしても、人には私を裏切らせない。
老驥櫪に伏すとも、志、千里に在り。烈士募年、壮心巳まず。[解]駿馬は年老いて馬屋に繋がれるようになっても、志は千里の彼方に馳せているものである。それと同様に、信念を貫き通す男というものは、年老いても、やってやろうと若々しい気持ちを失わないものだ。
怒りて容を変えず、喜びて節を失わず。[解]怒っても顔色を変えず、喜んでも節度を失わない。
どんな職業でも成功すれば、妬みを買うものだ。
成功したければ、踏みならされた道を選ぶな。
政治こそ、人間の仕事のうちで、最高な理想を行いうる大事業だ。
おまえたち、そんなに、私を見たいか。目が四つ、口が二つ、あるわけではない。わたしも人間だ、ただ智に長けているのみ。
十セントを大切にしないから、十セントで雇われてしまうのだ。
金を手にして好い気になるのは、愚か者だけ。
功なき臣を官せず、戦なき士を賞せず。
私は、こうなることが、分かっていた。自分が聖人だから、というわけではない。ただ、天下のことを、経験してきたからだ。
山は高きを厭わず海は深きを厭わず。[解]山はどんなに高くてもその高さをいやがることなく、海はどんなに深くてもその深さをいやがらず、いくらでも高く、また深くなろうとすることから、力のある者が人材を得て、いっそう強大になろうとする。
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。[解]小人に大人の考えは理解できない。
青梅、酒を煮て、英雄を論ず。[解]英雄は英雄を知る。
ここで酒を飲みぐちをこぼしていたら世の中が変わるとでも言われるのですか。
将がうろたえれば部下はますます浮き足立ちますぞ。
天下国家のために兵を動かすならば世間の人も認めましょう。しかし私的感情で兵を動かせばただいたずらに世の中を混乱させるだけと見られます。
天も地も目には見えぬが刻々と動いておる。この俺もあの群がる星の中のひとつよ。この偉大な天と地の間に生まれ、男たるもの生きがいのある生命をつかまないでどうする。曹操が曹操の生命を真につかむのはこれからよ。これからだぞ。
しかしここで何ができましょう。良い土地に移り良い政治を行ってくだされ。
皆の者もう少しの辛抱だ。この山を越えると梅の林がある。
そうだ、俺はこの風雲の中から生まれた男だ。前進を忘れてはならない。常に勇気を持って打開するんだ。
我をして天下の人に背こうとも、天下の人をして我に背くこと許さん。[解]私は天に背くことも許されるが、誰も私に逆らうことは許さない。ー私のする事は正しい。
望蜀ーロウを得て蜀を望む。[解]人の望みや欲望にはきりが無い事。
危うきに乗じて、もって倖を求む。
将たるものは、怯弱の時あるべし。ただに勇をたのむべからず。
今、天下の英雄は、ただ使君の徒、数うるに足らず。
董卓のような逆賊に手を貸すような真似は天地が逆さになってもありえません。
法を制して自らこれを犯さば、何をもって下を帥いん。
天下の人に背くとも、天下の人を背かせはしない。
さあ酒でも飲んで気持ちを大きく持ちなされ。
ありと見ればありないと見ればない。竜というものは時に大きく時には小さくなるという余にはそれが見える。余の言う竜とは人間のことだ英雄のことだ。竜というものは天に昇る機がいまだ熱さぬ時は頭を埋め爪をかくし深淵にひっそりと身を潜めさざ波さえ立てぬ。だがひとたび機が熱したと見るや、風を起こし雲を呼び一気に天に駆け上がるという。余は人間の英雄にその姿を見る。
漢中は鶏肋のようなものだ。
唯才有らば、是れを挙げよ。
火事も小火程度なら消しやすい。
虚なる時は実とし実なる時は虚とす。
姦邪朝に盈ち、善人壅塞せらる。