今は、皆が一律で同じ夢を見ている時代ではありません。誰もがカラーテレビをほしがったり、新幹線に乗りたがったりする時代ではない。一律的であることが効率的で楽しかった時代から、個性的であることが生産的で楽しい時代にシフトしているのです。
青野慶久
青野慶久のその他の名言
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早く帰ると決めれば、人は仕事のやり方を工夫する。日本の生産性が諸外国と比べて低いのは、残業するのが当たり前で、なんの工夫もしてこなかったから。
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夢を忘れないために、いつでも見られる場所に表示して自分を奮い立たせています。いまの夢はこれなんだと何度も思い出すように目に付く場所に掲げるのがいい。
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他人に任せる仕事を増やしたら、周囲のモチベーションが上がりました。僕の時短勤務は社内で好評だったんですよ。細かく口出しするのをやめて、部下に権限を委譲することで、社員の生産性がアップしました。
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働き方の選択肢を増やすことで28%あった離職率は4%を切るところまで下がりました。働き方の多様性を許容した結果、イノベーションが生まれやすい環境もつくれています。
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会社は社会の問題を解決するために存在するのですから、会社で働く人は社会のことを理解しておくべき。社会を知るには、家事や育児をしたり、地域のコミュニティやNPOに参加したりといった社外の活動が不可欠。
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働き方の多様化は、新たな問題への対応力も生みます。東日本大震災の際、当社では全員が在宅勤務に切り替えて平常通りの業務をこなすことが出来ました。
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きちんとしている人ほど、お礼状や会議の資料など、人に見せるものに手を抜くことに抵抗を感じると思うのですが、そうしたこだわりが自分の時間を奪っていないか、一度見直してみるといいと思います。