アイルトン・セナ
1
生きるならば、完全な、そして強烈な人生を送りたい。僕はそういう人間だ。事故で死ぬなら、一瞬のうちに死にたい。
4
この世に生を受けたこと、それが最大のチャンスじゃないか。
9
僕が何人もの女と付き合ってきたとしたら、それは全部自分のためにしたこと。
あるGPでは青目の金髪女性といたり、またほかのGPでは褐色の女性といたりとかを人に見せびらかしたことはない。
注意深く考えた上で、自分はできる、そしてどんなミスも犯さないと、信じられるかどうかが全てだ。
3
自分が感じていることは正しくないかもしれない。もしかしたら自分の五感すべてが間違っているのかもしれない。だから、常に自分をオープンにしておくんだ。あらゆる情報や、たくさんの知識を、受け入れられるように。耳を傾けて、新しい情報を聞き逃さないように。そうすれば人間もマシンも徐々に限界を超えていけると僕は信じているんだ。
2
僕たちには制御し切れないものがある。辞められない。進むしかないんだ。
もし自分が生きるんだったら、思う存分、密度の濃い生き方をしたい。そうじゃないと、人生が台なしになってしまう。
重要なのは勝つこと。全てにおいてそして常にだ。参加することに意義がある、なんていうのはデマに過ぎない。
最も重要なのは勝つこと。
いくら自分に完璧を求めても、完璧な人間なんてどこにもいない。結局、自分や他人の失敗から、学んでいくしかないんだ。
自分が出来ると心から信じることができれば必ずやれる。
後悔なんてしない…いつでも自分の判断に従って行動しているのだから。
もし死が自分をこの世から連れ去るのなら、カーブの途中で全力で連れ去って欲しい。
10
僕は他の誰よりも2秒近く速かったね。突然、自分が意識してマシンをドライブしていないことに気づいたんだ。自分の意識的な理解を超えていたんだと分かってギクッとした。
お金は不思議なものだ。持っていない人は持つことを熱望し、また持っている人はそのせいで多くのトラブルに見舞われる。
6
僕達はいつも限界で闘っている。マシンも人間もだ。それがモーターレーシングであり、F1なんだ。
恐怖は人生につきものだ。ある人は恐怖に立ち向かう術を知らない。またある人は、自分もそうだけれど、それと共存することを覚え、ネガティブなこととしてではなく、むしろ自衛本能として捉えることができる。
重要なのは勝つこと。それ以外は全て結果に過ぎない。
例えば今の僕は、着実に上昇し、あと少しで大きな成功をつかもうとしている。だけど、仮にそれをつかんだとしても、頂点に到達したわけではない。自分には、まだまだ可能性があるはずだ。もっともっと、高いところに昇る力が……本当の頂点がどこなのかはまだわからないけど……僕が選んだ道、僕が歩いてきた道には、まだ続きがあるはずなんだ。そして、そのずっと先に頂点がある。
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