極端な言い方をすれば、迷ったらコインを放り投げてその表裏で判断をしてもかまわないのです。そんな決め方であっても、何もしないでぐずぐずしているより、物事は間違いなくよい方向に進むはずです。そうやって仕事や意思決定のスピードを上げていくと、単位時間内にできる事が増えていきます。つまり生産性が上がるのです。
出口治明
出口治明のその他の名言
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年功序列主義で企業が健全に成長しているのであれば、実力成果主義を導入する必要などないでしょう。しかし、仮に年功序列型組織で成長していないのであれば、やはり見直すべきだと思います。
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表面的な議論に囚われるのではなく、数字・ファクト・ロジックという、しっかりした岩盤にまで掘り下げて考えるクセをつければ、本で読んだ内容にいちいち振り回されることはないでしょう。
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方向性がバラバラというのは、多くの会社で起こりうること。ただ、マネジメントの基本は「ワンボイス」。経営陣はワンボイスで方向を示すのが当たり前。
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仕事だけをしていても、これからの時代に必要な「考える力」は養われません。空いた時間で自分に投資することこそ、仕事のスピードを高める一番の目的なのです。
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リーダーは、「自分はこれをしたい」というものを持っていなければならない。「したいこと」とは、強い思いや志、と言い換えてもいい。