橋下徹
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できることをやっても「変化」に過ぎない。できないことをやるのが「改革」だ。
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相手の言葉を自分の言葉に置き換えながら聞くことで、相手の主張の本質がみえる。
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なんてね。エイプリルフールだ。議会が始まって、その他諸々で、全然ツイッターできなかったら、メディアもコメンテーターも言いたいことを言いやがって。こんにゃろー。毎日、頭来た新聞を切り抜いて、ツイッター反撃クリアファイルに貯めているぜ。
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傍から見れば直感みたいなもんだけど、直感は侮れない。もちろん、やみくもな直感じゃなくて、自分のこれまで歩んできた人生において積み重ねた経験・思考を基にした直感だ。まあトップの判断なんて結局こんなものなんだよね。
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組織を運営するにあたっては、誰が決定権を持つのか、これが全てです。そして決定権は全てトップが持つものではありません。トップが全て決定権を持つ組織はダメになるでしょう。メンバーが責任を持たなくなりますし、そこまでトップも全知全能ではありません。事項によって決定権者を分けるのです。
僕は反対意見を言われて納得いかなければ反論します。反対意見はいくらでも構わない。だから小沢議員が反対意見を言われたことは維新の会の議論が活性化することで良いことなんです。僕がブチンと来たのは、「口を出すな」と言われたこと。この点は誤解なきよう、お願いします。
皆日本が絶対的に正しいと言う思いで命を捨てて闘った。自分は間違っていると思いながら命をかけて戦争をやる者はいないだろう。もちろん、当時、批判をした者がいたのかもしれないが、それは少数だ。だから戦争を経験した石原代表の思いに聞く耳持たずというのは、理想だけを語るインテリのやること。
議会の構成を変えるのは統一地方選挙だ。そこでは都構想の是非が判断される。しかし今は都構想の判断の是非ではない。その一歩手前、住民の皆さんに判断してもらうための資料を夏までに作るかどうかを問う選挙だ。専門家は勉強をした方が良い。これは司法研修所では訴訟物として徹底して勉強した。
人間なんだから全部暗記しているわけないし、知識なんて官僚組織が知っているんだから、聞けばいいこと。政治家やトップに求められるのは、判断だ。
そこまでやるか、というところまでどんどんやれば、民意は後押ししてくれる。
専門家レベルではないにせよ勉強することは必要だし、いろいろな経験を積んでおかなければならない。これらの勉強や経験は適切な論点設定や追加の論点設定をするときにも必要なことだ。そして当該問題の領域とは全く異なる領域の事柄が、腑に落ちる手助けや論点設定の役に立ってくれることも多い。
日本は敗戦国で、反省やお詫びをしなければならないことはたくさんある。しかし、不当な侮辱には抗議しなければならない。
今の日本の政治に必要なのは独裁。チェックするのは議会、選挙、メディア。このバランスのなかで政治は独裁しないといけない。
大阪では4月からアーツカウンシルが立ち上がる。文楽自主公演もこのアーツカウンシルへエントリーして欲しい。大阪の文化行政を変える。これまでは既に補助金をもらっていた文化活動が補助金をもらい続ける構造。完全な既得権化。これからはアーツカウンシルが新規の文化活動も認めながら厳正に評価。
そして大阪市内にできる特別区でのビジョンは、それぞれの特別区が作っていくが、維新の会は仮の区長を置いて、仮の区政会議を開いてまとめていく。東京23区がうらやましい。それぞれの区が、今、予算発表している。そにに引き替え、大阪市の区は予算発表などできない。本庁の決裁とりに追われている。
政治に無関心なら税金は回ってこない。票になるところに税金が回っている。
政治的中立性の確保とは、教育内容が党派性を帯びないことと言う趣旨で、首長が教育に関与しないことと言う趣旨ではない。今回の自民党だって立派に教育に関与しているではないか。文部科学大臣だって政治家だ。この政治的中立性の確保なんて言い出したら、今やっている自民党の提言だってアウトになる。
なぜ僕は、あえて完全協調路線をとらなかったのか。簡単な話で、既存の政党はすべてなんらかの既得権益と結びついています。だから、何かを変えるときには必ずどこかから反発が出る。行政側があらゆる反発にすべて妥協してしまうなら、それは協調とはいわず「馴れ合い」です。
政治は最後は決めなければならない。多数決の世界だ。多数決を採る前に徹底的に議論をする。できれば合意を目指す。無理なら多数決だ。
反発があるのは改革が進んでいるということ。
橋下徹のすべての名言