橋下徹
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大阪では4月からアーツカウンシルが立ち上がる。文楽自主公演もこのアーツカウンシルへエントリーして欲しい。大阪の文化行政を変える。これまでは既に補助金をもらっていた文化活動が補助金をもらい続ける構造。完全な既得権化。これからはアーツカウンシルが新規の文化活動も認めながら厳正に評価。
今の日本の政治に必要なのは独裁。チェックするのは議会、選挙、メディア。このバランスのなかで政治は独裁しないといけない。
そこまでやるか、というところまでどんどんやれば、民意は後押ししてくれる。
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議会の構成を変えるのは統一地方選挙だ。そこでは都構想の是非が判断される。しかし今は都構想の判断の是非ではない。その一歩手前、住民の皆さんに判断してもらうための資料を夏までに作るかどうかを問う選挙だ。専門家は勉強をした方が良い。これは司法研修所では訴訟物として徹底して勉強した。
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人間なんだから全部暗記しているわけないし、知識なんて官僚組織が知っているんだから、聞けばいいこと。政治家やトップに求められるのは、判断だ。
皆日本が絶対的に正しいと言う思いで命を捨てて闘った。自分は間違っていると思いながら命をかけて戦争をやる者はいないだろう。もちろん、当時、批判をした者がいたのかもしれないが、それは少数だ。だから戦争を経験した石原代表の思いに聞く耳持たずというのは、理想だけを語るインテリのやること。
反発があるのは改革が進んでいるということ。
僕は反対意見を言われて納得いかなければ反論します。反対意見はいくらでも構わない。だから小沢議員が反対意見を言われたことは維新の会の議論が活性化することで良いことなんです。僕がブチンと来たのは、「口を出すな」と言われたこと。この点は誤解なきよう、お願いします。
なぜ僕は、あえて完全協調路線をとらなかったのか。簡単な話で、既存の政党はすべてなんらかの既得権益と結びついています。だから、何かを変えるときには必ずどこかから反発が出る。行政側があらゆる反発にすべて妥協してしまうなら、それは協調とはいわず「馴れ合い」です。
組織を運営するにあたっては、誰が決定権を持つのか、これが全てです。そして決定権は全てトップが持つものではありません。トップが全て決定権を持つ組織はダメになるでしょう。メンバーが責任を持たなくなりますし、そこまでトップも全知全能ではありません。事項によって決定権者を分けるのです。
今となっては憲法9条に問題があるにせよ、それでも日本が第二次世界大戦後、いわゆる戦死者を出さなかったことも事実。
なんてね。エイプリルフールだ。議会が始まって、その他諸々で、全然ツイッターできなかったら、メディアもコメンテーターも言いたいことを言いやがって。こんにゃろー。毎日、頭来た新聞を切り抜いて、ツイッター反撃クリアファイルに貯めているぜ。
傍から見れば直感みたいなもんだけど、直感は侮れない。もちろん、やみくもな直感じゃなくて、自分のこれまで歩んできた人生において積み重ねた経験・思考を基にした直感だ。まあトップの判断なんて結局こんなものなんだよね。
相手の言葉を自分の言葉に置き換えながら聞くことで、相手の主張の本質がみえる。
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少々の努力では誰も気づかない。
政治家は原理原則として、人から好かれる人間でなければいけません。敵が多い僕のような人間は、所詮ワンポイント・リリーフ。
マッチョな政治家は、サッチャー元英国首相のフォークランド紛争における対応を引き合いに出す。こんな政治家は本当の厳しいケンカをやったこともないんだろう。ケンカは場が重要。サッチャー元首相はそこを十分認識していたはず本土から遠く離れたフォークランドでケンカをやっても本土に影響はない。
日本のメディアにも有識者にも、世界からの日本の評価に目を向けさせるのは大変な作業。メディアも有識者も日本の責任追及の視点ばかり。日本の責任は認める。それで世界は日本をどう評価しているのか。ここに不当性はないのか。他国に異議を出す必要性はないのか。この視点が日本にはない。
統治機構が変わるときには、すさまじい戦争を経なければ変わらない。体制を維持したい勢力が話し合って変わることはあり得ない。
何かを変えるには既存政党の抵抗を受けるのは明らかですし、それが大胆な改革であればあるほど水面下の調整で済ませるなど絶対に無理。だから、必然的に完全協調路線はとれない。
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