橋下徹
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12月9日朝日社説。原発政策「ゼロへの道筋を示せ」。まだ言っている。今まで道筋を示せた政党がないのに、残りの数日間で道筋を示すなんてできるわけがない。道筋を示すのにどれだけの作業が必要か、まさに政策の実現プロセスを全く認識していない、識者特有の主張。
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ただし、いくら法定協議会の規約に基づけば良いだけと言っても、それを過半数の多数決だけで押し切ったらそれこそ横暴だ。だから僕は市長選挙で有権者に問う。法定協議会のメンバーを替えても良いですか?と。選挙で再選されたらメンバーを替える手続きを踏む。
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日本は敗戦国で、反省やお詫びをしなければならないことはたくさんある。しかし、不当な侮辱には抗議しなければならない。
政治家は究極のところ、自分を語る仕事。
政治家は原理原則として、人から好かれる人間でなければいけません。敵が多い僕のような人間は、所詮ワンポイント・リリーフ。
日本のメディアにも有識者にも、世界からの日本の評価に目を向けさせるのは大変な作業。メディアも有識者も日本の責任追及の視点ばかり。日本の責任は認める。それで世界は日本をどう評価しているのか。ここに不当性はないのか。他国に異議を出す必要性はないのか。この視点が日本にはない。
少々の努力では誰も気づかない。
できることをやっても「変化」に過ぎない。できないことをやるのが「改革」だ。
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グレーゾーンを残したまま交渉に臨むことは、交渉を長引かせ、こじらせるもと。
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勉強もスポーツも大事だが、何より大事なのは挨拶。挨拶さえしていれば何とかなる。
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傍から見れば直感みたいなもんだけど、直感は侮れない。もちろん、やみくもな直感じゃなくて、自分のこれまで歩んできた人生において積み重ねた経験・思考を基にした直感だ。まあトップの判断なんて結局こんなものなんだよね。
さて、堺市長選挙が始まりました。相変わらず、敵陣は、堺がなくなる!!堺をなくすな!!の一点張り。これ、僕の大阪市長選挙のときの敵陣主張と全く同じ。そして自民党、民主党、そして共産党までがタッグを組んでいる構図も全く同じ。
僕は反対意見を言われて納得いかなければ反論します。反対意見はいくらでも構わない。だから小沢議員が反対意見を言われたことは維新の会の議論が活性化することで良いことなんです。僕がブチンと来たのは、「口を出すな」と言われたこと。この点は誤解なきよう、お願いします。
メディアが持っていない情報も、全て僕のところに上がってきている。生徒の前に出向いたのは、僕の考えを直接話すため。もし生徒の話を聞けと言うなら、全員の話を聞かなければならないだろう。直接聞かなくても、生徒の思いは、文書で僕のところに上がってきている。
政治は最後は決めなければならない。多数決の世界だ。多数決を採る前に徹底的に議論をする。できれば合意を目指す。無理なら多数決だ。
憲法92条を中心に、第8章の改正。地方公共「団体」から地方「政府」に規定し直し、道州制を憲法上の制度とする。これには若干の時間がかかるので、まずは96条を改正する。まさに道州制改憲だ。道州制には自民党、公明党、みんなの党も賛成なので、道州制改憲には反対しないだろう。
既得権の打破は、日本維新の会の政治哲学。大きな抽象的な政治哲学を唱える国会議員が多いが政治は実践してなんぼ。アーツカウンシルは、文化の既得権打破の実践例。
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9条がなかった時代には、皆が家族のために他人のために汗をかき、場合によっては命の危険があっても負担することをやっていた。9条の価値観が良いか悪いかを、国民の皆さんに判断してほしい。
教育委員会制度も同じ。全国1700ある自治体を全部一括りにして、一つの教育委員会制度で組織を動かそうとするから失敗する。家族4人でやっている商売から、5万人の従業員を抱える企業までを一括りにできるわけがない。
議会の構成を変えるのは統一地方選挙だ。そこでは都構想の是非が判断される。しかし今は都構想の判断の是非ではない。その一歩手前、住民の皆さんに判断してもらうための資料を夏までに作るかどうかを問う選挙だ。専門家は勉強をした方が良い。これは司法研修所では訴訟物として徹底して勉強した。
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