自分で創業した会社なのに、53歳で取締役すら外れた。その決断をいぶかる声をいまでも聞きます。私自身、数年前まで辞めるなんて微塵も考えたことがなかった。でも、日本一のカレーチェーンになり、2000年の株式公開を決めた時点で退任を決意しました。いつまでも健康でいられるわけでもないし、開かれた会社にしようと。
宗次徳二
宗次徳二のその他の名言
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私は基本的に行き当たりばったり、成り行き任せでやってきました。行き当たりばったりというと言葉は悪いですが、その時その時を一生懸命生きるんです。
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若いうちはさんざん苦労したらいいと思います。苦労は経験という宝になります。私も若い頃に「お金」と「人材」でたいへん苦労しましたが、その苦労が後の人生の大きな糧となりましたから。
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目の前の目標に一生懸命取り組んでいくことしかできない。ひた向きにやっていくしかない。私レベルの経営者がちょっとうまくいったからといって、よそ見をしてはダメ。
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他の人が「そんなことを」というような小さなことを「そこまでやらなくても」と言われるくらいコツコツ続けてきた人が、力を蓄えて成長するのです。
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一生懸命やるしかない。脇目も振らず、お客様本位でやっていく。私は現場主義、お客様第一主義を徹底してきたつもりです。その結果、目標を達成してきたんです。
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私のような三流の経営者には、会社と関係のないことに時間を費やす余裕はありません。仕事以外の友人を作らず、競合店も気にせず、お客様に喜んでもらうことだけを考えました。