ジョージ・バーナード・ショー
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黄金律はないということが黄金律である。
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うそつきの受ける罰は、人が信じてくれないというだけのことではなく、他の誰も信じられなくなるということにある。
何か信じた瞬間、それを肯定する議論がすべて見えるようになり、それを否定する議論は見えなくなる。
自分が他人にしてほしいと思うことを、他人にも同じようにしてやるべきではない。その人の好みが自分と一致するとは限らないからだ。
2
二十代の頃より10倍金持ちになったという六十代の人間を見つけることは簡単だ。だが、そのうちのだれもが10倍幸せになったとは言わないはずだ。
希望を抱かぬ者は、失望することもない。
健全な肉体は、健全な精神に宿る。
学問した人間は、勉強によって時間を費やす怠け者である。
男の義務と責任は、子供のためにパンをうる仕事で終始するのだ。女にとって男は、子供をつくって育てるための手段にすぎない。
信仰を持つものが無神論者より幸せだという事実は、酔っ払いがしらふの人間より幸せだという事実と何も変わりはしない。
より多くのことを恥じているほど、より敬意に値する。
何かがおかしい時は、真実が隠れてないか気をつけろ。
若いうちはすべてが許され、何も許そうとしない。歳を経るとすべてを許すようになり、何も許されなくなる。
3
食べ物に対する愛より誠実な愛はない。
好きなものを手に入れることが肝心だ。さもないと手にあるものを無理に好きにさせられるはめになる。
性的にいうと、女は自然が最高の完成を保全するために工夫したものであり、男は自然の命令をいちばん経済的に果すために女の工夫したものだ。
私は人生をそのままに愛する。私にとって人生は、はかなく消え去るろうそくの火ではなく、燃えさかるたいまつである。私は今、このたいまつを手にしている。この火を次の世代に手渡す前に、精一杯明るく燃やそうと思う。
真の自由とは、自分の好きなことが出来るという事であって、何もしないことではない。
我々が見たいのは、知識を追い求める子供の姿であって、子供を追い回す知識ではない。
愛国心とは、自分が生まれたという理由で、その国が他よりも優れているという思い込みのことである。
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