ジョージ・バーナード・ショー
0
若いうちはすべてが許され、何も許そうとしない。歳を経るとすべてを許すようになり、何も許されなくなる。
3
男の義務と責任は、子供のためにパンをうる仕事で終始するのだ。女にとって男は、子供をつくって育てるための手段にすぎない。
1
信仰を持つものが無神論者より幸せだという事実は、酔っ払いがしらふの人間より幸せだという事実と何も変わりはしない。
健全な肉体は、健全な精神に宿る。
性的にいうと、女は自然が最高の完成を保全するために工夫したものであり、男は自然の命令をいちばん経済的に果すために女の工夫したものだ。
2
私は人生をそのままに愛する。私にとって人生は、はかなく消え去るろうそくの火ではなく、燃えさかるたいまつである。私は今、このたいまつを手にしている。この火を次の世代に手渡す前に、精一杯明るく燃やそうと思う。
近代文明を讃美するのは、だいたいにおいて蒸気機関や電信を文明だと思いこんでいる連中である。
好きなものを手に入れることが肝心だ。さもないと手にあるものを無理に好きにさせられるはめになる。
結婚するやつは馬鹿だ。しないやつはもっと馬鹿だ。
食べ物に対する愛より誠実な愛はない。
分別がある者は、自分を世界に合わせようとする。分別がない者は、世界を自分に合わせようと躍起になっている。ゆえに、分別がない者がいなければ、進歩はありえない。
肩書きは、中才を際立たせ、大才の邪魔をし、小才によって汚される。
人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。
成功の秘訣は、多数に逆らうこと。
黄金律はないということが黄金律である。
親であるということは一つの重要な職業だ。しかし、今だかつて、子供のために、この職業の適性検査が行われたことはない。
5
希望を抱かぬ者は、失望することもない。
真の芸術家は妻を餓えさせ、子供をはだしにし、七十歳になる母親に生活の手助けをさせても、自分の芸術以外のことは何もしないのだ。
自分の望みに忠実に生きよ。さもないと、嫌いなものを、押しつけられるはめになる。
初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ。
ジョージ・バーナード・ショーのすべての名言