ジョージ・バーナード・ショー
1
相手を黙らせたからといって、意見を変えさせたわけではない。
0
一年に2、3回以上ものを考える人はほとんどいない。私が世界的な名声を確立したのは、一週間に1、2回ものを考えたからだ。
私は若かりしころ、10のことを試しても9つがうまくいかないことがわかった。そこで10倍努力した。
3
正確に観察する能力は、それを有していない人間から皮肉と呼ばれる。
人間ってものは自分が無鉄砲で悪い者であると思いたがる。だが、実はそのどっちでもない。ただ臆病だというだけさ。
恋愛とは女が男を追いかけることだ。女のほうはじっとしているのだから、女は男を待っているかのように見えるが、それはクモが無邪気なハエを網のほうへひきつけるのと同じやり方なのだ。
存在するものだけを見て「なぜそうなのか」と考える人もいるが、私は存在しないものを夢見て「なぜそうではないのか」と考える。チャンスがなかったと言う人は、おそらく一度もチャンスをつかまなかったのだ。
人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。
人類同胞に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。それこそ非人間性の本質である。
2
道徳心も情熱のひとつだ。道徳心が情熱でないとしたら、他の情熱がみんなよってたかって嵐の前の木の葉のように道徳心を吹き飛ばしてしまうじゃないか。
近代の社会においては、確信のない金を持っている男は、節操のない、貧しい女よりもさらに危険である。
国家と人類に対して、誰もができる最高の貢献とは、子どもを育てることである。
精神にとって、休閑期は種まき時と同じように重要だ。肉体だって耕作しすぎたら疲れてしまう。
人間には二つの悲劇がある。ひとつは欲望が達成されないとき、もうひとつは、それが達成されてしまうときだ。
話す言葉によって、その人の価値は決まる。
良識を求めることのできない人間には三種類ある。恋をしている男。恋をしている女。そして、恋をしていない女である。
自由は責任を意味する。だからこそ、たいていの人間は自由を恐れる。
人生における真の喜びは、偉大だと思える目的のために生きることである。
愛とは楽しく感じられる唯一の奴隷状態だ。
あらゆる人間の闘争のうちで、男の芸術家と母としての女の闘争ほど、残忍かつ悲惨なものはない。
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