ジョージ・バーナード・ショー
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親であるということは一つの重要な職業だ。しかし、今だかつて、子供のために、この職業の適性検査が行われたことはない。
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初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ。
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真の芸術家は妻を餓えさせ、子供をはだしにし、七十歳になる母親に生活の手助けをさせても、自分の芸術以外のことは何もしないのだ。
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沈黙は軽蔑の最も優れた表現である。
分別がある者は、自分を世界に合わせようとする。分別がない者は、世界を自分に合わせようと躍起になっている。ゆえに、分別がない者がいなければ、進歩はありえない。
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肩書きは、中才を際立たせ、大才の邪魔をし、小才によって汚される。
人間の第一の義務は、貧困と縁を切ることだ。
地獄は名誉・義務・正義、その他の怖ろしい徳の故郷なのだ。地上の悪事はすべて、こういう名のもとに犯される。
人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。
人は自分の問題を環境のせいにばかりしている。
成功の秘訣は、多数に逆らうこと。
高潔にして有意義な人生とは、無為な人生などではなく、失敗に満ちた人生である。
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私は人生をそのままに愛する。私にとって人生は、はかなく消え去るろうそくの火ではなく、燃えさかるたいまつである。私は今、このたいまつを手にしている。この火を次の世代に手渡す前に、精一杯明るく燃やそうと思う。
結婚するやつは馬鹿だ。しないやつはもっと馬鹿だ。
好きなものを手に入れることが肝心だ。さもないと手にあるものを無理に好きにさせられるはめになる。
娘は父親が世話し、息子は母親が世話すべきである。父親・息子と母親・娘の法則は、愛の法則ではない。それは革命の法則であり、解放の法則であり、有能な青年が疲れ果てた老人どもを圧服する法則である。
私は無神論者だが、そのことを神に感謝している。
青春?若いやつらにはもったいないね。
食べ物に対する愛より誠実な愛はない。
若いうちはすべてが許され、何も許そうとしない。歳を経るとすべてを許すようになり、何も許されなくなる。
ジョージ・バーナード・ショーのすべての名言