レフ・トルストイ
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孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。
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死の存在とは、あるいは我々に自発的に人生を断念させ、あるいは、死が奪うことの出来ない意味を人生に与えることによって、我々の人生を変容せしめるのだ。
2
自分の信念に忠実に生きる少数の人々の生涯は、あらゆる書物よりもはるかに役に立つ。
あらゆる戦士の中で最も強いのがこれらの2つである–時間と忍耐力。
強い人々は、いつも気取らない。
家を守らない女は、決して幸福にはなれない。家で幸福でなければ、何処でも幸福になれない。
解決法は二つしかないんだ。妻を殺すか、あの女を殺す。その他…あ、そうか、第三の道があった。自分を殺すんだ。そう、自殺だ。そうすれば二人を殺す必要もない。
幸福な家庭の顔は、お互い似通っているが、不幸な家庭の顔は、どれもこれも違っている。
嫉妬とは、愛の保証への要求である。
もし悪い人間が、お互いに結合して力をつくるなら、潔白な人間も、同じことをすべきである。
子羊を食らう前に泣く狼と、泣かない狼では、どちらがより酷いだろうか。
真実を語るのは実にむずかしい。青年でそれをできる者はまれである。
死の恐怖は、解決されない生の矛盾の意識にすぎない。
小さな変化が起こるとき、本当の人生が送られます。
幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。
餓死する者はめったにいない。うまいものを食べすぎ、そして働かないために病死する人のほうがはるかに多い。
愛は生命だ。私が理解するものすべてを、私はそれを愛するがゆえに理解する。
わたしたちは踏みなれた生活の軌道から放りだされると、もうだめだ、と思います。が、実際はそこに、ようやく新しいものが始まるのです。生命のある間は幸福があります。
6
愛は惜しみなく与う。
戦争というものは、最も卑しい罪科の多い連中が権力と名誉を奪い合う状態をいう。
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