生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。
三島由紀夫
三島由紀夫のその他の名言
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いくら乱れた世の中でも、一本筋の通つたまじめな努力家の青年はゐるもんだよ。小心で優柔不断らしい女が、男を不幸にしてゐる。
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人生が生きるに値ひしないと考へることは容易いが、それだけにまた、生きるに値ひしないといふことを考へないでゐることは、多少とも鋭敏な感受性をもつた人には困難である。
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政治的スローガンとか、思想とか、さういふ痛くも痒くもないものには、人間は喜んで普遍性と共有性を認めます。毒にも薬にもならない古くさい建築や美術品は、やすやすと人類共有の文化的遺産になります。
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ユーモアと冷静さと、男性的勇気とは、いつも車の両輪のやうに相伴ふもので、ユーモアとは理知のもつともなごやかな形式なのであります。