志村けん
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笑いというのは、切羽詰まった時に生まれるものだ。
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これからお笑いをめざそうとするのなら、なんでもそうだと思うけど、自分が好きでこの道だと決めた以上、あとはどん欲にやるしかない。この世界は、待ってても誰も来ないから。
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何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとやってみな」って言われることはあり得ない。ふだんから何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ。
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人を笑わせるのって、結局、間とタイミングだ。
みんなの笑顔が見たいから。
原点に返る。
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気取らないこと。とにかく飾らない。自分を大きく見せようとする段階で人はうそをつくし、それはすぐに見破られるものですよ。
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僕はコントを考える時、自分が見たり聞いたりしたものから発想する。
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人になにかを伝えたいならウソをついちゃいけない。
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非常識なことをするためには、まず常識を知らなきゃいけないんだよ。
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お笑いには「三つオチ」といって、1、2、3でおとすという定石がある。コントでもなぜか3人目を笑わせなきゃいけない。
テレビの世界はとにかく数をたくさんつくれないと役に立たない。
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ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから。
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ベンチひとつで何ができるか、といったシンプルな笑いの基本に返るのが大事。
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今の若い芸人の番組なんかだと、最初のメインがなくて、遊びの部分ばかり多くてゲームになっている。本当は何をしたいのかが、どうもよくわからない。そもそも芯になる、やりたいものがないのか、15分とか20分の長くてしっかりとしたコントをつくるのが大変だから逃げているのか。そのあたりが、僕には不満なところだ。でも、そのつらいところをしっかりつくっておくと、ほかのコーナーが生きてくる。
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今思うと、あのころの僕はただ無我夢中で、なんでも一生懸命やろうとして力が入り過ぎていたのだ。後になってわかったことだけど、本当はその逆で、楽しく遊んでるように見せるのがお客さんを笑わせるコツだ。「こいつら本当に楽しそうにやってるな」って思うから、お客さんは笑う。
僕は共演者に対しては、あまり演出とかはしない。本人に任せる。
番組中で屁をすると、下品だとか低俗だとかずいぶん非難されたけど、僕はオナラは万国共通のギャグだと思ってる。
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おいしいところをゲストに。それは僕のいつもの考えだ。
何よりお笑いには音楽性がすごく大事。お笑いは間とタイミングで決まるものなんだけど、そのセンスはまさに音楽的センスであり、リズム感なんだよね。コントの会話のリズムも、それを少し狂わすからおもしろいのに、もともとのリズムがわかっていないと、狂わすこともできないわけだから。
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