中山雅史
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誰か体取り替えてくれないかなあ・・・。
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暗くやっても楽しくないですし、同じ時間を練習するんだったら、気持ちを高めてやるほうが自分を成長させてくれる。
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「神様お願い」という前に、やれることはやり尽くしてピッチに立ちます。
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第一線を退いてから約2年半がたちますが、いまだにトレーニング中心の生活を送っています。汗をかくことが今の仕事にもいいウォーミングアップになっています。別にプレーするわけじゃなくて、テレビ番組への出演や試合解説の仕事なんですけどね。事前に体を動かしておくと、気持ちが落ち着き、集中力も高まります。心身ともにベストな状態で本番に臨めるんですよ。まだアスリート感覚が残っているのかもしれません。
チャンスも結構あったんでね・・・。まあ次の課題として、といっても4年後ですけど・・・。
骨折しても走れるんだっていう事と、僕が感じたのは骨折ってまで走ってはいけないという事ですね。良い子はマネしないように。
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僕は諦めの悪いプレーが特徴。最後までボールを追いかけるし、諦めが悪いからゴール前で相手がヘディングしそうな所にも飛び込んでいく。
年配の方、主婦や小学生など番組ごとに視聴者層を考えて、言葉を選んで伝える必要性を感じます。例えば「バイタル」という言葉はファンには説明不要のサッカー用語。番組や伝える状況によってはわかりやすい言葉として、守備と中盤の間、攻撃にも守備にも非常に重要なエリア、と細かくいう必要もあるので使い分けていくように心掛けているつもりです。
30歳でダメだったら34歳でやってやるし、それでもダメだったら38歳でやりますからね。
一か八かだったんですけど、亀のように首を伸ばしました。
プロだったら頑張るのは当たり前。大事なのは、どう頑張るか。
いいのかなあ、こんなに入れちゃって。
解説の仕事をするようになってから、余計、ピッチに立ちたくなったんですね。やる人と見る人では壁が置かれちゃうわけです。ピッチ解説のときなんか、選手たちのウオーミングアップを見ているだけで、「ああ、幸せなところでやらせてもらっていたんだな」と思いましたから。自分を表現する場所があって、それを応援してくれるサポーターがいる。あんな素晴らしいところって、他にはないですから。
行かないところへ行く、走れないところまで走る。それをやめたら僕の価値なんてないんです。だからそれを続けていくのが使命なんです。
僕にスランプはない。あれは一流の選手がなるもの。得点できないのは、ただ未熟なだけ。スランプと言えば逃げることになる。だから、まず自分の力がないと認める。
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情けない・・・自分の未熟さを痛感した。
現実問題として年々フィジカル的な能力が落ちているのは、数値として出てくる。じゃあ、そこでなにもせずに衰えを受け入れるのか。鍛えて、維持し、なるべく緩やかな曲線にしていくのか。当然、常に向上できればいいと思ってトレーニングに励んでますよ。欲振りだからね。それに、俺が最後までやってると若手も手を抜けないでしょう。
自分に甘くするのも自分で、一番厳しくできるのも自分。
Jリーグ!オレが行く前にファンをがっかりさせるなよ。
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ケガかストレスになっているのは、サッカーをやれているからなんですよ。だから、「ああ、ここかもっとよくなってくればいいのに」「もうちょっとここで足が伸ばせればいいのに」「股関節に柔軟性が出てくれば」とイライラすることもできる。それも現役だからこそ。そう思うと、ほら、すごく幸せなことでしょう。
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