中山雅史
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僕にとってW杯は、もうDカップやEカップなんて問題じゃない大きさです。Wカップですからね。
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プロだったら頑張るのは当たり前。大事なのは、どう頑張るか。
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年配の方、主婦や小学生など番組ごとに視聴者層を考えて、言葉を選んで伝える必要性を感じます。例えば「バイタル」という言葉はファンには説明不要のサッカー用語。番組や伝える状況によってはわかりやすい言葉として、守備と中盤の間、攻撃にも守備にも非常に重要なエリア、と細かくいう必要もあるので使い分けていくように心掛けているつもりです。
僕にスランプはない。あれは一流の選手がなるもの。得点できないのは、ただ未熟なだけ。スランプと言えば逃げることになる。だから、まず自分の力がないと認める。
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自分は、人と違うプレーをする。そうしないと自分の居場所はない。
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失敗でもいい、大きな挑戦。経験として、僕の中で蓄えられればいい。
解説の仕事をするようになってから、余計、ピッチに立ちたくなったんですね。やる人と見る人では壁が置かれちゃうわけです。ピッチ解説のときなんか、選手たちのウオーミングアップを見ているだけで、「ああ、幸せなところでやらせてもらっていたんだな」と思いましたから。自分を表現する場所があって、それを応援してくれるサポーターがいる。あんな素晴らしいところって、他にはないですから。
僕はチームが下痢のときと便秘のときだけ使われる。
当たり前のことを当たり前にやることが、実は一番スーパーなプレーだと思っています。
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「神様お願い」という前に、やれることはやり尽くしてピッチに立ちます。
オフト、俺はお前を信じる。お前も俺を信じろ~!
自分に甘くするのも自分で、一番厳しくできるのも自分。
現実問題として年々フィジカル的な能力が落ちているのは、数値として出てくる。じゃあ、そこでなにもせずに衰えを受け入れるのか。鍛えて、維持し、なるべく緩やかな曲線にしていくのか。当然、常に向上できればいいと思ってトレーニングに励んでますよ。欲振りだからね。それに、俺が最後までやってると若手も手を抜けないでしょう。
プロは決められた状況でやり尽くす。たとえ、年齢でフィジカル面が落ちても、それを感じさせたら負け。
骨折しても走れるんだっていう事と、僕が感じたのは骨折ってまで走ってはいけないという事ですね。良い子はマネしないように。
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代表は精神的に得られるものが大きい。
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ケガかストレスになっているのは、サッカーをやれているからなんですよ。だから、「ああ、ここかもっとよくなってくればいいのに」「もうちょっとここで足が伸ばせればいいのに」「股関節に柔軟性が出てくれば」とイライラすることもできる。それも現役だからこそ。そう思うと、ほら、すごく幸せなことでしょう。
僕は下手なプレイヤーで幸せでした。下手なことが悔しい。試合後に「なんであのプレーができなかったのかなぁ」と反省点が出て、イラついて眠れません。でも、その気持ちが成長の活力になる。
30歳でダメだったら34歳でやってやるし、それでもダメだったら38歳でやりますからね。
戦う気持ちを全面に出して練習・試合に臨みたい。
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