祖父ウェールスからは、清廉と温和。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス
マルクス・アウレリウス・アントニヌスのその他の名言
-
死は感覚の休息、衝動の糸の切断、心の満足、または非常招集中の休止、肉への奉仕の解放にすぎない。我々が死によって失うものは時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。
-
幸福はどこにあるのか?名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
-
他人のなすあらゆる行為に際して自らつぎのように問うてみる習慣を持て。「この人はなにをこの行為の目的としているか」と。ただし、まず君自身から始め、第一番に自分を取調べるがいい。
-
人の一生は短い。君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。
-
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。不可避のものが君の上にかかっている。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。
-
君が宮廷生活の不平をこぼすのをこれ以上誰も聞かされることのないように、また君自身も君のこぼすのを聞かされることのないようにせよ。
-
君は理性を持っているのか?「持っている。」それならなぜそれを使わないのか。もしそれがその分を果しているならば、そのうえ何を望むのか。
-
宇宙の自然の善しとすることの遂行と完成とを、あたかも自己の健康を見るような眼で見よ。したがってたとえいささか不快に思われることでも、起こってくることはなんでも歓迎せよ。