ジョセフ・マーフィーの名言
宗教家、著述家
ジョセフ・マーフィーの名言。全141個。
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自分の妻や夫を自分の思うように変えようなどと思ってはいけません。その試みは愚かです。そんなことができると思ってはなりません。人は自分で変わろうと思わないかぎり、変わることなどできはしないのです。
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人生にとっていちばんマイナスなのは無意味な恐怖心。恐怖心をなくす最良の方法は行動です。行動は恐怖を治療し、自信を植えつけてくれます。
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口やかましい妻というのは、夫の注意や感謝を望んでいるのです。つまりは愛情を渇望しているのです。彼女の美点はほめたたえなさい。彼女に注意し、感謝していることを示しなさい。
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「こうであったらいいな」ということがあったら、そうなったつもりになってごらんなさい。これからやりたいということがあったら、いまやっている気になってごらんなさい。あなたの人生に奇跡が訪れます。
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あなたが非難してよい人はあなたを除いて誰もいません。国を、政治家を、役人を、会社を、上司を、同僚を、家族を、つまりあらゆる他人を非難することをやめなさい。
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もし仕事で失敗するだろうという確信を持っていたら、客観的にどんなにがんばって仕事しても、潜在意識は失敗を強いる以外になすすべを知りません。
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自分の能力の範囲だけにとどまっていては進歩はありません。自分にとって一見不可能とも思えるようなことを目指し、これに挑戦することこそ潜在能力を発揮させる方法です。
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自然界は、常にあなたを許しています。指に火傷をしても、自然に傷が回復します。なぜ、あなたは自分自身を許して自由にならないのでしょうか?
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二人の「泥棒」に気をつけよう。もし、過去の間違いを悔いてばかりいたり、あるいは未来のことを心配していると、これら二人の泥棒が、あなたから活力、洞察力、心の平安を奪うことを知るべきである。
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誰でも心の中にもっとも深く根ざしている願望は、自分の本当の価値を認めてもらいたいということです。他人の価値を認めなさい。そうすればあなたの価値も認めてもらえます。
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おだやかな心は問題を解決します。怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は問題をますます混乱させます。問題の解決は心のおだやかな時にしなさい。
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幸福な人生を歩んでいる人は、言葉の使い方を知っています。言葉は選んで使いなさい。言葉の選択一つで、人生は明るくも暗くもなるのです。
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人が生来持っている基本的性質は、ごく単純なものです。誤った考えは複雑で混乱しており、理解するのに苦労します。よい考えはシンプルで純粋で、実にわかりやすいのです。
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不安・心配というものは、現実に起きてもいないことのためにクヨクヨと考えているものです。それはあなたの生命力を消耗させるだけで、何の得もありません。
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勤勉と怠惰では、勤勉のほうが価値があります。しかし勤勉はそれだけでは成功の要素とはなりません。ときに怠惰が勝利を導くこともあることを記憶しなさい。
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人生最高の幸福は富でも名誉でもありません。自分のしたいことを見つけ、取り組むことです。人はそれを「生きがい」と呼んでいます。
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暗示を軽く見てはいけません。私たちの心は暗示を大変受けやすいものなのです。ですから、よい暗示をつねに与えるようにしなければなりません。
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他人の成功はあなたの成功であり、他人の幸福はあなたの幸福です。そう思えるようになれるように訓練しなさい。それがあなたにとって最高のツキの訓練になります。
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よい種をまけば、よい作物ができます。あなたの心にあなたの望む種をまきなさい。悪い種をまいておいて、作物が気に入らないといっても手遅れです。種をまいたのはあなたなのですから。
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失敗への恐怖は成功の足を引っぱる最大のものです。それは根拠のない恐怖にすぎません。そして失敗への恐怖感を抱く人は、じつをいえば失敗することを望んでいるのです。
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自信とは、自分の能力や技量で物事が達成できるかどうかの見通しのことです。そして見通しを立てるのは想像力です。自信のない人に共通しているのは想像力に乏しいことです。
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楽天主義も悲観主義も一つの思考習慣によるものです。楽天家の人生が楽しく、悲観主義者の人生が暗いのは当然です。どちらもそれを望んだからです。
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誰かがあなたに悪意を持って祈っているようなとき、恐れる必要はありません。笑い飛ばしてしまいなさい。恐れることは相手に力を与えることになります。
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自分のしている仕事がすばらしいものだと何度もくり返し唱えているうちに、本当にすばらしいものになってきます。絶対にいけないのは、自己を卑下することです。
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不安・心配が先に立ってしまうと何事もうまくいきません。不安や心配があったら、それを徹底的に分析してごらんなさい。いかに根拠のないものであるかがきっとわかるはずです。
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あなたを悩ましたり、悪口をいう人にも、平静な心で注意を向けなさい。きっとあなたにとって得るところがあるはずです。良薬が口に苦いように、あなたに偉大なる存在が苦言を呈しているかもしれないからです。
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記憶にとどめておきなさい。本物の愛はギブ・アンド・ギブ、つまり相手に代償を求めない無私の精神の発露です。ギブ・アンド・テイクは見せかけの愛でしかありません。
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人はみなそれぞれ違った魅力と才能を持っています。一人として同じではありません。だから特定の人を他人と比較してはなりません。
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信頼とは信頼に値する材料があるからするというものではなく、まず先に信頼してしまうことなのです。信頼されると人はそれにこたえようとするものです。
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人生は不思議なもので、同じような考え方、趣味、気質の人間が自然と寄り集まってきます。これを類友の法則といいます。その人のつき合っている人を見ればその人がわかります。
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いかなるものも変化しつつあります。これは真理です。だからあなたがいまどんな苦境にあろうとも、その状態を保持する努力をしない限り、永久に続くはずがないのです。
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笑顔には、人の心を明るく、柔和で好意的にさせてくれる偉大な力があります。従って常に笑顔を心がける人の未来は、ポジティブに飛躍するようになるのです。
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セールスに成功するためには、あなたはまず第一に顧客へのサービスに徹することを考えねばなりません。そうすればあなたの成功は確実です。
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俗にいう不倫な恋愛関係が真実の愛であることもありえます。ただしそれは、相手が今の結婚が間違いであったことを認め、あなたと新しくやり直す気持ちを持っている場合です。
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夢は必ず実現するのだと固く心にいい聞かせてください。物事の外面だけを見るのはやめましょう。そんなことは無理だという感覚が襲いかかってきても、自分に向かって、絶対に大丈夫だと言葉に出して断言しましょう。
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あなたは自分の世界の中で思考している唯一の人間です。その世界では、あなたが他人をどう考えるかに責任があるのであって、他人のほうに責任はまったくないのです。
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他人を許すことは、心の平和にも、輝くような健康にも欠くべからざるものです。もしあなたが完全な健康と幸福を欲するならば、かつてあなたの感情を傷つけた人をすべて許さなければなりません。
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貧すれば鈍するというのは真実です。思考の貧しさが現実の貧しさを招くからです。この悪循環をどこかで断ち切らねばなりません。
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あなたの言葉には、あなたの行動と同じ価値があります。行動することも大切ですが、それ以上に言葉は大切です。言葉は世界をも揺り動かす力を持っています。
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あなたの心配事をバラバラにほぐしてごらんなさい。いかに実体のないものであるかが理解できるはずです。心配事とは、あなたの心の中に映った不合理な影にすぎません。
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頭がいっぱいのとき、何も考えないで窓をみがいたり、スポーツに熱中したり、好きな食べ物を食べたり、肉体労働をしたりしてごらんなさい。頭の中がすっきりしてきます。
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「どうしてよいかわからなくなった」などと決していってはなりません。潜在意識はこういう言葉を額面通りに受けとってあなたをますます混乱させるからです。
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あなたが困った状態にあるとき、もっと困った状態にある人のために祈りなさい。そうすると、あなたは突如として自分自身の問題が解決していることに気づくでしょう。
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いつもクヨクヨ悩んでいる人は、悩みのタネが尽きないから悩んでいるのではありません。心が不安定だから、どんな問題でも否定的で不安な状態に見えてしまうのです。一刻も早くこの悪循環を断ち切る必要があります。
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たいへん恐ろしい法則があります。それはいつも悪いことがおこるのではないかとクヨクヨ心配していると、本当に心配していた通りのことがおきるということです。
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どのような窮地にも必ず解決法があります。困ったり、障害にぶつかった時には自分には解決する能力があるのだということを思い出しなさい。
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人間はなぜ不安を抱き、心配するのか。それは恐怖心を持っているからです。恐怖は人間の本能でもありますが多くの場合、根拠のないマイナスの想像にすぎません。同じ想像なら、なぜプラスの想像をしないのですか。
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あなたの健康はあなたのビジョンそのものです。自分は健康であると思える人は、たとえ一つくらい病気があっても健康体なのです。
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あなたの人生で遭遇する一切の事柄は、それがよいことであろうが悪いことであろうが、すべてあなたの思考の結果であるということを肝に銘じなさい。
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良いことを考えれば、良いことが起きます。悪いことを考えれば、悪いことが起きます。あなたは、一日中考えるとおりになります。
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心理的、精神的に何を食べているかによって、あなたの人生は決まってきます。ものを食べるとき喜びと感謝が必要なように、精神的食物についても喜びと感謝が必要です。
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能力の限界と思える状態は、より高いところへの挑戦によって開かれます。可能だと思えば可能になり、不可能だと思えばその瞬間から不可能になります。
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つねに他人の幸福、富の増大を願いなさい。そうすればあなたはいっそう富と友人、顧客や依頼者、驚くべき幸せな経験を自分に引きつけることになるでしょう。
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愛と善意を人に与えなさい。与えれば与えるほどあなたは受けとることになります。しかも返ってくるときには非常に大きくなっているものです。このことはお金についても同じです。
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他人と意見が違ったとき、相手の意見がたとえどんなものであれ、それを認めてあげなさい。その姿勢があなたのあらゆる意見や行動の自由を保証するのです。
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他人をどうしても許せないという人は、いつまでも痛みのとれない傷を負っているようなものです。そういう人生が楽しかろうはずがありません。
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気をつけなさい。憎しみ、恨み、ねたみといった感情は、すぐにあなたの潜在意識に記録されてしまいます。つねに愛と善意の気持ちを忘れないように。
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お金は悪いものではありません。金銭にまつわる悪い出来事は無知と間違った使い方から生じるのであって、お金そのものに責任があるわけではないのです。
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天国も地獄もどこかよそにあるわけではありません。人が毎日考えていることによっていまここに天国も地獄もつくり出されるのです。
ジョセフ・マーフィーについて
ジョセフ・マーフィーはアイルランド・コーク州バリーデホブ出身の宗教家、著述家。1898年にカトリックの家庭に生まれ、カトリック系の学校で教育を受ける。1922年に家族を離れアメリカに移住。薬学を学びニューヨークで薬剤師として働きながら、ニューヨークのデヴァイン・サイエンス教会に通っていた。1940年代中盤にロサンゼルスに移住し、宗教研究家のアーネスト・ホルムズと出会い、宗教家の道を歩み始める。1945年に最初の著書「This Is It or The Art Of Metaphysical Demonstration」を刊行。以降、自己啓発書を多数出版。1949年からロサンゼルスのディヴァイン・サイエンス教会で牧師を務めた。