僕は回遊魚と同じで、動いていないとダメなんです。立ち止まって考えたりしていると、なんだか切ない気分になってしまう。じっとしていると、その切なさに押しつぶされてしまう気がするんです。だから生きているという実感が欲しい。生の実感、たとえば歓喜とか官能とか快楽とか、そういったものを味わいたい。そのために仕事で闘う。頑張る。たしかに闘うプロセスというのはつらい。圧倒的努力を求められますから。でも、つらければつらいほど得られる歓喜も大きいんです。
見城徹
見城徹のその他の名言
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自分にしかできないことに取り組んで、結果を出す。一度、結果が出ると仕事は面白くなる。他の人でもできることをやってもしょうがない。他人ができないことをやる。辛いが、これが仕事の王道だ。
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毒にも薬にもならない人間には、何も為せない。そして人は、薬にばかりなりたがる。しかし、何かを激変させる力があるのは、薬ではなく毒のほうだ。
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何の報いも期待されず、何かを与えられた者は、どう思うだろう?何としても相手に多く返したいと思うにちがいない。そこに人を動かす力の本質がある。
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圧倒的努力も、3~4か月ならともかく、1年中やっていたらそりゃぶっ倒れる。大きな果実を得たらしばし、甘美で官能的な休日を取ってね。そしてまた新たな難しいハードルに向かって闘っていくという繰り返しです。