見城徹
0
30代後半、音楽家の坂本龍一と僕はそれぞれの戦場で多忙な日々を過ごしながらも、毎日一緒に朝まで飲み明かしていた。互いの感性をぶつけ合い、唯一無二の関係を築きました。
2
「神は細部に宿る」という建築家の言葉は、仕事にもあてはまる。つい、見過ごしてしまうものにこそ、事を左右する鍵がある。
4
相手がどうしても欲しいキラーカードをこちらが握っている。それを惜しげもなく差し出せば、相手も見返りに自分のキラーカードを出してくる。キラーカードが多ければ多いほど多くの人と交錯できることになります。10出せれば「あいつはなかなかすごいね」と言われ、100出せれば「あいつは仕事ができる」となる。それが千になった時にカリスマや伝説になり、何もしなくても人は寄ってきてくれるようになります。
1
いまだってプロセスだから勝ち負けは決まっていない。結果は死の瞬間だけですから。
小さなことにくよくよしろよ。
3
動くしかなかったわけで、望んでやったことじゃない。でも人生って、そういう風にしか動かないんだな、っていうのがよくわかりました。
圧倒的な努力こそが、ビジネスの成功を生む。
過剰なものの所にしか、才能なんか無い。
作家もミュージシャンも、表現者というものはどこか異常なんだけどね、だからこそ良い作品が生まれるんだ。
全ての創造はたった一人の「熱狂」から始まる。
講演会も同じ。人の話を聞いて自分の人生を変えようなんて他人任せも甚だしい。
人間は必ず死ぬ。死ぬことをわかっていながら生きるのだから苦しい。その救いとしての小説や音楽といった表現も生まれる。
チャンスは「今がチャンスだ」と思うものではない。後から「あれはチャンスだった」と思うものなのだ。
「この世にあらざるもの」をつくれ。
「これさえあれば必ず勝てる」という一撃必殺の最強カードをキラーカードと言いますが、このキラーカードの切り合いこそが仕事なんです。
新しいことを生み出すのは、一人の孤独な「熱狂」である。
6
かけた電話は絶対に先に切るな。
いろいろな世界で頭角を現してくる人を見ていると、誰も自己顕示欲が強い。しかし、それだけではいけない。一方で、同じ分量の自己嫌悪が必要だ。魅力ある人間においては、必ず、自己顕示欲と自己嫌悪が、双子のようにつながっている。
僕は「人脈」という言葉が大嫌いです。聞いただけで虫酸が走る。
努力は自分、評価は他人。
見城徹のすべての名言