虐げられている人は、もちろんしんどいけど、恵まれている人は悩んだらあかんような風潮もあるじゃないですか。「おまえぐらいで文句を言うなよ」って永遠に言い続けられる、みたいな。人それぞれの痛みや苦しみって、数値化して比べられない。だから自分の痛みはきちんと痛みとして受け止めながら周りの人の気持ちも理解できるようになればいいんだけど、今、逆に行ってるじゃないですか。「もっとたいへんな人、おんねんぞ」って。苦しむことすらできない人がつくられてる。いや、血ぃ出てるよ?なんで痛がったらいかんねんって思う。
又吉直樹
又吉直樹のその他の名言
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沖縄花月の合間に、近くの商店街を歩いていたら、「直樹!」という声がして、振り返ったら親戚だった。そういえば、僕は直樹だった。
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吉祥寺で、おばさんに「ピースの又部さん」と声をかけていただきました。おしいです。今はまだ、「綾吉」です。夜に「又部」になります。週末「又吉」に戻ります。
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少し早いですが、来年の目標が決まりました。もう一度、50mを6秒台で走ります。理由は聞かないで下さい。理由を今、考え中ですので。
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マイノリティの感覚は確かにあると思うのですが、一方でマジョリティの感覚もあります。自分の中で、両方を行きつ戻りつみたいな感じです。
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小説って特定の層やマニアだけに向けたエンターテインメントじゃなく、全員に平等に開かれているものなので、気楽に手に取ってもらえるきっかけになっているならありがたいです。
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35歳になりました。20代の時、占い師が僕の手相を見ながら、「34…35、あっ!」と言ってました。帰り際、「身体に気をつけて」と言われました。びびらせんなや、と思いました。
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今日は、尊敬する太宰治の誕生日です。僕が上京してから、桜桃忌に雨が降るのは初めてではないでしょうか。いつも、好き勝手言わせていただいて、本当に感謝しています。