又吉直樹の名言
又吉直樹の名言。全80個。
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目の前のその人が好き・嫌いで立ち止まるのはもったいない。価値観が合わない。関係性を築きたくない。そうやって斜に構えていたら、チャンスを棒に振る。
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本や小説の話は、僕の中でお笑いと密接です。お笑いには、落語、漫才、コント、大喜利、ロケ…っていろいろあるじゃないですか。これらって、職業分けされないのがおかしいぐらい、違った資質がいるんですよ。
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吉祥寺で、おばさんに「ピースの又部さん」と声をかけていただきました。おしいです。今はまだ、「綾吉」です。夜に「又部」になります。週末「又吉」に戻ります。
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「ぺぺ」、「ペペロ」、「ペペロン」、「ペペロンチ」、「ペロ」、「ロン」、「ロンチ」、「チーノ」、「ロンチーノ」。9人の名前にわけることが出来るペペロンチーノを下北沢で食べています。
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本や小説って面白いなって思ってくれたら、誰か他の作家の小説でいいから、2冊目に行ってほしいです。そういうきっかけになればいいですね。
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マイノリティの感覚は確かにあると思うのですが、一方でマジョリティの感覚もあります。自分の中で、両方を行きつ戻りつみたいな感じです。
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厳しい先輩でも、「あれ?この人すごく面白い」「こういう面白さもあったんや」と気づくと、好きになれる。好きになると付き合うのも苦じゃなくなる。
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サッカー部でしごかれていたので、怒られてもへこむ前に何がダメなのか考えるクセがつきました。これは芸を磨く上で役立っています。
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エッセーを書いていたので、文章を書くこと自体は慣れていたんですけど、小説は全く違うもの。それでも、ある時急に書きたいという欲求が湧き上がってきたんです。
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芸人の世界の先輩後輩の上下関係という設定だけ決めて、後は何の制限もつけずに書きました。だからより自分に近い言葉でストレートに書けました。
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芸人ほどあほで楽な商売はないという人もおるかもしれませんし、こんな壮絶な人もいます。徳永が物事をシリアスに捉え過ぎるので、神谷がここまですごくなったのかも。
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お笑いに入ったきっかけというきっかけは特に無いんですけど、小学校からお笑いが好きで、芸人になりたいなと思ってて、悩みもせず葛藤もせず「やるもんや」と感じてました。
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本も音楽も服も好きですけど、アパートを見に行ったりもします。神社とか寺も好きですけど、古いアパートとか変わった建物が好きなんですよね。
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僕、いま2作目の小説書いてるんですけど、むちゃくちゃ考えるんです、小説を書く理由を。お笑いは、ライブでお客さんを笑かしたいという明確な目的があるから、なんの迷いもなくできるんですが。
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言葉を使うという意味で、共通するとこは多いのかな~と思いますね。お笑いが文学に与えている影響もでかいでしょうし、日本の文学の起源は落語にあったようなものなので、密接な関係にあるでしょうねぇ。
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35歳になりました。20代の時、占い師が僕の手相を見ながら、「34…35、あっ!」と言ってました。帰り際、「身体に気をつけて」と言われました。びびらせんなや、と思いました。
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僕は何かに反応することや摩擦の結果でしか、自分の考えていることを超えられないんです。10代のころから、偶然性とかに結構ゆだねてきたんで。
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普段は1日で1万文字書けますが、小説は5時間ぐらい休まずに書いても原稿用紙で3枚とか4枚しか書けないんです。全然違う時間の流れ方をしていたのかもしれませんね。
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小説って特定の層やマニアだけに向けたエンターテインメントじゃなく、全員に平等に開かれているものなので、気楽に手に取ってもらえるきっかけになっているならありがたいです。
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少し早いですが、来年の目標が決まりました。もう一度、50mを6秒台で走ります。理由は聞かないで下さい。理由を今、考え中ですので。
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生活を脅かすものを排除したいというのは、みんなどっかである。でも、この世界の誰かに対する想像力、何かから喚起されるものがあれば、変わりそうですよね。
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自分が面白いと思う核の部分は変えませんよ。そのものを変えたら、それは自分が芸人に向いていないということやと思うから。でも、アプローチの仕方、表現の方法をわかりやすくすれば、多くの人に伝わります。
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散歩は最長で5時間。気付いたら明け方になっていました。でも、そういう経験がネタに生かされているんで。人生ってホント上手くできてますよ。
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芸人になる以上、今までの自分とは決別しなければならない、と。それで、まったく別の環境に行きたかったんです。全部置いてくる気持ちよさを感じながら大阪を出ました。
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必要なことが全部書いてあれば、連絡事項としては伝わる。ただ、それが100%ではない。全部言っちゃうとかえって伝わらないようなところがある。
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今日は、尊敬する太宰治の誕生日です。僕が上京してから、桜桃忌に雨が降るのは初めてではないでしょうか。いつも、好き勝手言わせていただいて、本当に感謝しています。
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30代後半になった今、先輩との関係を遮断すると仕事の幅が広がらず、結局自分が損をすることもわかる。自分よりも圧倒的に優秀な人と飲みに行ったり、話をしたりする機会をどうやって作るかという工夫も必要。
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山下澄人さんの「鳥の会議」という小説を読んだ。凄く面白かった。読んでいるうちに、少年の頃、日常だった恐怖、声、情景が身体のなかで膨らんでいった。友達には絶対に読んで貰う。読後に感じたことを共有したい。
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沖縄花月の合間に、近くの商店街を歩いていたら、「直樹!」という声がして、振り返ったら親戚だった。そういえば、僕は直樹だった。
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皆でご飯を食べたあと、タクシーに乗った。運転手さんに、「なに食べてきたの?漬物の腐ったような臭いがするけど、不味くなさそうだな」と言われました。正直、怖かったです。