加藤諦三
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失敗しても、その失敗をどう次の成功に結びつけようかと頑張る人もいれば、座って嘆いているだけの人もいます。失敗に対する対処の仕方で、失敗は成功への一里塚ともなれば、泥沼にもなります。何が起きても「私はここから何を学べるか」と思う人は、最後には幸せをつかみます。起きた事態は勉強の教材みたいなものです。
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子供は正義では育ちません。自分の心を親が酌み取ってくれることで子供は成長します。
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寂しい人は、ノーとはっきり言えません。ずるい人は、そのノーと言えない人を狙います。
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失敗をどう受け止めるかということが、人間をテストする最良のものだと、カーソンという人がいっています。彼は運について研究した人です。さらに彼は、もっとも成功した人は不運から人生をスタートしているといいます。失敗のなかで鍛えられ、自分を向上させる人もいれば、失敗に負ける人もいる。「この失敗のおかげでこんなにいいことがある」と思えれば、失敗は苦しみになりません。
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自分の意志をはっきりと人に伝えること。これが解決に繋がります。
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人は、あなたの意識に反応するのではなく、無意識に反応するのです。
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情緒的に成熟しないで母親になると、母親にとっても子供にとっても悲劇です。
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前向きで積極的な人は、不必要に他人に関わっていきません。例え、親子であってもです。
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自分の意志をはっきり伝えないと、周りにずるい人が集まって来ます。
周りにどういう人がいるかで、その人が判ります。
あるアメリカ人の物語です。1831年、その人は事業に失敗しまた。32年、州議会選挙に落選しました。35年に恋人が死亡、36年に神経衰弱を患い、38年に州議会議長選挙に敗北。40年には大統領選挙人団の選に漏れました。43年には下院議員に落選しました。48年にも落選しました。54年、上院議員に落選しました。56年、副大統領選挙に落選。58年、上院議員に落選しました。そして、60年にどうなったか。その人はアメリカで最も尊敬される大統領になりました。リンカーンです。リンカーンはなぜ失敗に強いのでしょうか。なぜ奴隷解放という偉大な事業ができたのでしょうか。人を見ていないで、頂上を見ていたからです。人を見ていないで、自分の努力を見ていたからです。
子供をからかう人々は、親として自信がない人です。
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子育てで子供を比較してはいけません。
人当たりのいい人というのは、多くの場合、要注意です。
「私を信用してください」と言う人を、決して信用してはいけません。本当に信用できる人は、そんな事を絶対に言いません。
失敗はたんなるひとつの体験です。「失敗した自分を人がどう思うだろうか」と考えるから悩みになるだけです。
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頼られることを必要とする人がいますが、相手にとっては決して望ましい人ではありません。
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困難には正面から向き合っていくこと。問題から逃げると問題は大きくなります。
前向きで積極的な人は不必要に他人に関わっていきません。他人のすることを放っておけること。これが能動的な人間のすることです。
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悩んでいる人は、いままでの人生で解決すべきことを、解決しないで生きてきた人です。
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