加藤諦三
1
人が良いというだけでは、この世間では自分の身を守れません。
2
脅しには強く出ること。脅しに弱く出ると、際限も無く取られます。
19
自分に失望している人ほど、基準が高いです。
0
人は、愛を求めているからこそ憎しみを持ちます。
生産的に生きられない時に、憎しみがどんどん大きくなっていきます。
3
自分の心に正直に、ほとんどのことはそれで解決します。
9
学ぶためには、いつも自分の心が開かれていなければならない。
8
あまり立派で無理があると、裏で解決しなければならなくなります。
生きることは、より多く感じることであり、生きるということを基準に勝敗を考えるならば、より深く生きた人間か、より広く生きた人間が勝ちだろう。
奇妙な事件が起きた時というのは、奇妙な人間背景が背後にあります。
15
いじめる人間というのは、いじめる人を選びます。あなたが弱いと選ばれてしまいます。
14
憎しみにとらわれた時、人は生き方を間違えます。
11
将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
認める事ができない事を認める事。それで解決します。
虐められたときは、戦うこと。
従順の裏には敵意があります。従順だという人をあまり軽く見ないでください。
現実の制度において勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがないのだ。
25
ごく普通の生活をする事は、なんでもないように思えますが、実は、大変な努力と心の成長を必要とします。
24
なぜ?と考えることは幸運の始まりです。
青春時代とは問題のないことが異常なのである。問題がある方が正常なのである。いや、人生は一生、問題をかかえているのである。青春には青春の問題があり、老年には老年の問題がある。青春の問題を解決できないような人間は、老年になればまた老年の問題を解決できない人間なのだ。
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