加藤諦三
11
生産的に生きられない時に、憎しみがどんどん大きくなっていきます。
3
学ぶためには、いつも自分の心が開かれていなければならない。
人は、他人の言葉では傷つきません。自分で自分を傷つけているのです。
5
生きることは、より多く感じることであり、生きるということを基準に勝敗を考えるならば、より深く生きた人間か、より広く生きた人間が勝ちだろう。
1
人が良いというだけでは、この世間では自分の身を守れません。
2
憎しみにとらわれた時、人は生き方を間違えます。
どうにもならなくなったときは、」自分は今、生きていること自体に価値がある」と信じること。
7
脅しには強く出ること。脅しに弱く出ると、際限も無く取られます。
9
自分に失望している人ほど、基準が高いです。
0
自分の心に正直に、ほとんどのことはそれで解決します。
人の人格は、小さい頃からの人との接触として出来上がってきます。
現実の制度において勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがないのだ。
10
従順の裏には敵意があります。従順だという人をあまり軽く見ないでください。
あまり立派で無理があると、裏で解決しなければならなくなります。
よく金がないから結婚できない、というふざけた野郎がいる。
奇妙な事件が起きた時というのは、奇妙な人間背景が背後にあります。
8
自分にとって都合のいい人は、まず、相手は我慢しています。だから必ず後でツケがきます。
いじめられる子は、従順で人の言いなりになりますが、憎しみが心の底にとぐろを巻いています。
将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
生命とは充実感である。
加藤諦三のすべての名言