加藤諦三
9
惨めさの誇示は、憎しみの表現です。
1
人が良いというだけでは、この世間では自分の身を守れません。
2
自分に失望している人ほど、基準が高いです。
0
生産的に生きられない時に、憎しみがどんどん大きくなっていきます。
3
学ぶためには、いつも自分の心が開かれていなければならない。
人は、他人の言葉では傷つきません。自分で自分を傷つけているのです。
5
相手に多くを求めない。相手を自由にすること。それが関係を続けることです。
11
生きることは、より多く感じることであり、生きるということを基準に勝敗を考えるならば、より深く生きた人間か、より広く生きた人間が勝ちだろう。
憎しみにとらわれた時、人は生き方を間違えます。
奇妙な事件が起きた時というのは、奇妙な人間背景が背後にあります。
8
どうにもならなくなったときは、」自分は今、生きていること自体に価値がある」と信じること。
7
他人の不誠実に寛容になりすぎないこと。軽く見られるだけです。
将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
人の人格は、小さい頃からの人との接触として出来上がってきます。
男と女の関係に見えるけれども、実は親子の関係という事もあります。
ごく普通の生活をする事は、なんでもないように思えますが、実は、大変な努力と心の成長を必要とします。
6
現実の制度において勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがないのだ。
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従順の裏には敵意があります。従順だという人をあまり軽く見ないでください。
真面目で無口だから不満でないと思っては、人を見間違えます。
「友達ならいい」は、別れたいという意味です。言葉通りに受け取る人はノイローゼ気味です。
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