加藤諦三
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今が幸せなら過去のことは全て許せます。
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あまり立派で無理があると、裏で解決しなければならなくなります。
いじめる人間というのは、いじめる人を選びます。あなたが弱いと選ばれてしまいます。
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将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
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自分に失望している人ほど、基準が高いです。
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人は、愛を求めているからこそ憎しみを持ちます。
自分の心に正直に、ほとんどのことはそれで解決します。
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ごく普通の生活をする事は、なんでもないように思えますが、実は、大変な努力と心の成長を必要とします。
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惨めさの誇示は、憎しみの表現です。
人が良いというだけでは、この世間では自分の身を守れません。
青春時代とは問題のないことが異常なのである。問題がある方が正常なのである。いや、人生は一生、問題をかかえているのである。青春には青春の問題があり、老年には老年の問題がある。青春の問題を解決できないような人間は、老年になればまた老年の問題を解決できない人間なのだ。
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真面目で無口だから不満でないと思っては、人を見間違えます。
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脅しには強く出ること。脅しに弱く出ると、際限も無く取られます。
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生産的に生きられない時に、憎しみがどんどん大きくなっていきます。
「自由に育てる」というのは聞こえがいいですが、実際には指導方法を知らない、ということが多いようです。
学ぶためには、いつも自分の心が開かれていなければならない。
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心理的事実と客観的事実とは違います。人は客観的事実ではなく、心理的事実で生きています。長いあいだ、「醜いアヒルの子」で生きてきた人もいます。間違った思い込みで生きてきた人です。そういう人は、一人で勝手に悩んでいます。一人で悩みをつくって生きています。事実は違うのですから。
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人は、他人の言葉では傷つきません。自分で自分を傷つけているのです。
相手に多くを求めない。相手を自由にすること。それが関係を続けることです。
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生きることは、より多く感じることであり、生きるということを基準に勝敗を考えるならば、より深く生きた人間か、より広く生きた人間が勝ちだろう。
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