気高い人は、余計なことを口にせず、寡黙に自分を守っていますが、心がざわついている人は、たちの悪い言動に際限なく時間を費やします。人には、静かに自分を見つめるときが必要です。嘘偽りで心をガードするのではなく、落ち着いて自分と向き合うことで心を守りましょう。まっすぐな心でいる人が寡黙に自分を守るとは、そういう意味なのです。
ジェームズ・アレン
ジェームズ・アレンのその他の名言
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自分の弱さは、自分で克服するしかありません。その弱さと不運を招いているのは、自分自身の利己心だからです。あなたを貶めるふとどきな悪魔を、心から追い払うことです。
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優しさにしても、単に温和で親切なだけでは不充分です。「なぜ、自分は優しくしているのか」と考える理性を持って、「本当の優しさとは何か」ということを理解していく必要があります。
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疑いや恐れによって達成できるものなど何もありません。それらはつねに失敗をもたらします。疑いや恐れが入り込むと、目的、活力、行動力、そしてあらゆる強い思いが露消してしまいます。
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好ましい環境で気高くいられたとしても、「美徳の精神」に同調しているとは限りません。劣悪な環境においても、心の輝きを失わずにいられなければ、本当の気高さとは言えないからです。
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人生は、習慣のコンビネーションです。良い習慣、悪い習慣のいずれにしても、習慣の源は、考え方の癖、習慣づいた考えにあります。考えが人を創ります。「正しく考える」ことは、人生でもっとも重要なことなのです。
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何かをしようとする意志は、自分にはできるという認識から生まれます。疑いや恐れは、その認識にとって最大の敵であり、疑いや恐れを抱き、放置していると、絶えず行く手を阻まれることになります。
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卑しい思いを持たないのに邪悪な道に落ち、苦悩するなどということは決して起こりません。同様に、崇高な志を磨き続けることなく、真の徳や幸福を極めることもありません。