奥山清行の名言
デザイナー
奥山清行の名言。全54個。
-
モノをデザインするときに大切なのは、生活に必要だから買う「ニーズ」ではなく、人々が心から欲する「ウォンツ」を生み出すことです。
-
いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロ。来ないかもしれないからと言って準備をしないのがアマチュア。
-
たったひとつの答えを得るために、万を超える数のトライ&エラーを繰り返すこと。それに費やすだけの時間と労力、そして情熱があるからこそ、プロは素人の斬新な発想に勝つことができるのです。
-
10代に教わることの90%は、恐らく一生使うことがない知識です。でも、自分に本当に必要な残りの10%は何か、誰にも予測できない。
-
成果を生み出すために、すべての関心と力を注ぎ込むこと。そのことが、自分も他人も大きく成長させることにつながると思います。
-
30代は、「人から指示される立場」から、「人に指示する立場」に変わる時期です。マネジメントで悩んでいる方も多いでしょう。しかし、そんなときほど、人ではなく、モノ、つまり「仕事の結果」に注目すべきです。
-
仕事への意欲とは「何かを残したい」という、人間としての種の保存的本能です。後世に残る仕事を成し遂げたいという思いが意欲を生むのです。
-
ときとして、自分のそれまでの経験だけでは対処できないような仕事がやってくることもあります。そういう場合であっても、自分の能力以上の結果を出すことがプロには求められます。
-
見知らぬ他者と言葉だけを頼りにコミュニケーションする訓練を積み重ねることで、どうしたら相手に自分の考えがよく伝えられるのか、言葉という道具の操り方が、だんだんと身についてくるのです。
-
想像力という点なら、なまじデザインというものを知っている僕よりも、素人のほうがよほど面白いアイデアを持っています。これは決して謙虚でも冗談でもなく、想像力の点では、プロは素人に負けるものなのです。
奥山清行について
奥山清行は自動車、工業製品のデザイナー。KEN OKUYAMA DESIGNでCEOを務める。1959年に山形県に生まれ、山形東高校を卒業して武蔵野美術大学造形学部に入学。大学卒業後にアメリカに渡り、カリフォルニアのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業。ゼネラルモーターズでデザイナーとなり、チーフデザイナーとして活躍。その後ポルシェのシニアデザイナーとなって フェラーリ599 GTB フィオラーノ、フェラーリ456M GT、フェラーリ 612 スカリエッティなどのデザイン開発に参加。1998年にピニンファリーナのチーフデザイナーに就任。2006年にピニンファリーナを退社し、自らのデザイン事務所を立ち上げた。