手塚治虫
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睡眠は三日間で三時間。こんなつらい仕事を四十年続けるなんて、馬鹿じゃないとできないですよ。
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バリエーションとしてのマンガは、その時その時の花みたいなもので、どんどん咲き代わっていく。しかし、樹そのものは枯れません。
マンガ家にモラルはいらない。批判精神だけあればいい。
漫画ってのは誰かに読んでもらわないと意味がないんだよ。
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終始一貫して僕が自分の漫画の中で描こうとしてきたのは、次の大きな主張です。「命を大事にしよう!」。
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「変形・省略・誇張」という3つが、落書きの要素であると同時に、マンガの要素である。
子供たちが肉体的・精神的に弱くなったのは、社会のせいでも、学校のせいでもない。ひたすら家庭の、親の責任である。
現在の日本の教育ほど、うわべは百花繚乱の様相を呈しながら、実は根なし草の教育はない。
労働組合を作ろう。
いいものは売れるんです。
ひとつのものがずうっと、定着してしまっているということは、逆に不安定で、ぼくに言わせれば「死んだ芸術」ですよ。
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君はいいよねえ。野球漫画だけ描いてればいいんだから。
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ぼくたちは、かけがえのない地球に「同乗」している、仲間です。
子供をめぐる状況というのは、学校と家庭と友人、この3つに平等に培われる。子供をめぐる問題の中で、学校の責任だとか、子供の家庭の責任だとか、友達が悪いとか、それぞれ言い分を言っておりますが、これは平等に責任があると思う。
子供達に何百ページもの長編を、時間をかけてゆっくり読ませたい。技術教育偏重の育て方。ダイジェスト花盛りの傾向も反省すべきだろう。なによりも、安心してそういったものが読める、ゆとりのある世の中にしてもらいたいものだ。
図形だと思うんです。絵じゃないんだとね。マンガは象形文字に類する記号だと確信した途端、様々な疑問がすべて解けた。
僕の体験から言えることは、好きなことで、絶対にあきないものをひとつ、続けて欲しいということです。
人の後をついていたら安全というのは、この世界じゃ通りません。
何より重要なのはハングリーな気持ち。常に何かに飢えている緊張感が僕の健康を支えている。もうこれで十分満足、と落ち着いた途端にスタミナが切れて、ダウンしてしまう気がする。
子供の純粋な興味を阻害してはいけない。その興味の変化に対して、どう指導していくかが問題なのだと思う。
手塚治虫のすべての名言