昔から、主君と臣下が共に自分は完全だと思っているような世に、よい政治が行われたという例はない。
西郷隆盛
西郷隆盛のその他の名言
-
節操を貫き、道義を重んじ、心清らかで恥を知る心を持つ。これを失うようなことがあれば、決して国家を維持することはできない。
-
自分に克つには、あらゆる事柄を前にして、はじめて自分に克とうとしても、そうやすやすとはできないものだ。ふだんからその心がけを持って、自分に克てるようにしておかなければならない。
-
学問を志す者は、広く学ぶという心がけが必要である。しかし、ただそのことのみに偏ってしまうと、身を修めることがおろそかになっていくから、常に自分に克ち、身を修めることが大事である。
-
人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、自分の誠を尽くし、人を咎めたりせず、自分の真心が不足していることを認識すべきなのだ。
-
会計出納はすべての制度の基礎である。国家事業はこれによって成り立ち、国家運営の最も重要なことであるから、慎重にしなければならない。