シェイクスピア
1
悪口を言われて我が身を正すことの出来る人間は幸せと言うべきだ。
6
習慣も大事だが、なかには守るより破ったほうがいいものもある。
3
自殺は身に降りかかる不運の先手を打って、自ら寿命を絶つだけのこと。
泣くがいい、悲しみを口に出さずにいると、いつかいっぱいにあふれて胸が張り裂けてしまうぞ。
悪い物事にも何らか善の本源がこもっているのだから、それを心して抽出すべきだ。
貧乏でも満足している人間は金持ち、それも非常に金持ちです。しかし、大金を持っている人でも、いつ貧乏になるかと恐れている人間は、冬枯れのようなものです。
人間は、自分流にものごとをそれぞれ解釈して、そんな解釈がものごとそのものの本質と、まったくかけ離れていることもある。
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善も悪もいっさい存在しない。ただ、人間の思考がそれらを作り出すのだ。
王者に安眠なし。
女はバラのようなものでひとたび美しく花開いたらそれは散る時である。
頑固な人には、自ら招いた難儀がいちばんよい教師になるにきまってます。
喜怒哀楽の激しさは、その感情とともに実力までも滅ぼす。
自分の内にいかなる音楽も持たず、甘美な音の調和に心を少しも動かされぬ人間こそ、謀反と謀略と略奪に適した人間だ。
人間はとかく、我が手の内にある大事な物を、値打ち通りには認めぬもの、手を放れて初めてその価値に気づき、手元にあった時、自分のものであるが故に隠されていた美点が見えてくるのです。
恋はほどほどにするものだ、そのような恋こそ長続きする。
まったく想像力でいっぱいなのだ。狂人と、詩人と、恋をしている者は。
過去と未来は最高のものに見える。現在の事柄は最高に悪く見える。
およそ人の行いには潮時というものがある。うまく満潮に乗りさえすれば運は開ける。
2
勇気の大半は、用心深さである。
彼らの非道は私の骨の髄まで痛めつけた。だが、私は自分の怒りに立ち向かい、高貴な理性の味方になろう。復讐よりは、許しの徳こそが気高い行為なのだ。
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