ジム・ロジャーズの名言
ジム・ロジャーズの名言。全115個。
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私はもともとテレビを観ません。なぜ多くの人がテレビを観るのかがわかりません。シンガポールの家にもテレビは置いておらず、もっぱらBBCのラジオ番組を流しています。
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資本はあなたが黒人、白人、共産主義者、社会主義者、クリスチャン、ムスリムであるかなど気にしない。資本が気にするのは安全性と利益だ。資本は機会がある場所へ向かう。
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政治家が余計なことをしなければ日本経済は自然に回復します。年寄りの政治家たちがいずれ死んで世界をよく知っている若い人たちが出てきます。そうすれば日本はよくなります。
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大事なのは、自分が詳しくない分野に決して投資しないことだ。そんなことをすれば、将来的に損をすることがほぼ保証されてしまう。
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自分で調べた会社の株を買いなさい。さもなければ、家で映画を見ているほうがいい。幸運は、常に努力を怠らない人のもとへ訪れる。
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数字や資料を読み、その会社や国のことについて徹底的に調べる。それが面倒なら投資なんてしない方がいい。調査するうえで、情熱はとても需要な要素です。粘り強さに加えて、情熱がなければ成功はできないでしょう。
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じつは、商品と株の強気相場は交互にやってくるのです。つまり株式が上がれば商品が下がり、株式が下がれば商品が上がる。それが18年から20年周期で巡ってくることは、過去をさかのぼれば明らかです。
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何かを始めるときに具体的な夢はないかもしれない。でも、心からやりたくてたまらないことに情熱を傾けているとそのうち何かしらの夢が見えてくる。
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ビジネスを始めたとき私はまだ五歳だった。少し幼いように思えるかもしれないが始めるに年齢なんて関係ない。好きな道を歩みなさい。
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個人投資家は、政治的な好みに引っ張られることなく、その国や指導者の意向を、冷静に合理的な目で眺めて欲しい。それが、投資で成功するための秘訣だ。
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伸びると確信できる投資先が見つかれば、そこに集中投資すべきだ。世界に満遍なく分散投資、といったやり方では、資産を守ることはできても殖やすことはおぼつかない。
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投資家として成功したいなら、多くを学ぶことだ。単に知識を増やすだけでなく、正しい考え方を身に付けることが大切だ。投資だけでなく、君の人生にとっても大いに役立つだろう。
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本当にポートフォリオを分散させたければ、必ず商品を入れておくべきだ。商品投資は、株の下落相場やひどいインフレに対してだけでなく、深刻な不況に対しても有力なヘッジ手段となり得る。
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企業の年次報告書は多くのことを語る。それを詳細に分析することも重要である。私はまず「利益率」を見ている。その企業に競争力があるかどうかがわかるからだ。
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大金を手に入れたいなら分散投資に抗うべきだ。投資は分散すべきだとアドバイスを受けることが多いだろう。しかしそれでは破産はしないものの、大金も手にできない。
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長く繁栄し続ければ、その間には失敗もあるものだ。米国は20世紀に最も成功した国だが、その間には大恐慌もあったし、恐ろしい戦争もあった。こういった混乱を経て、米国は大成功を収めたのだ。
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投資で成功することは、それほど簡単なことではありません。ですが、自らの頭で考え、調査し、よく理解しているものに投資することが成功への近道だと思います。
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子供のころ、アラバマの実家では誰もがよく働き、「あとでやる」とか「怠ける」といったことは聞いたことがありませんでした。それをいま、私が二人の娘に伝えているんです。
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私は「株価が過去最高値を更新中」といった国には資産を投じない。不景気かつ変化が起きている国を狙っていて、日本ならインデックスや優良銘柄を買い、主に為替ヘッジをしている。
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世の中には良くなる会社と悪くなる会社がある。マーケットの崩壊時には、良くなる会社も下がるが、悪くなる会社はそれ以上に下がってくれる。
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私の一番の投資対象は二人の娘たちです。多くのお金を残すのではなく、自力で人生を切り開いていける女性に育てることができたなら、自分はすべてを失っても構わない。
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何に投資すればいいかという質問を絶えず受けるが、私の答えはいつも同じである。誰の言うことも信じてはいけない。あなた自身がよく知っているものだけに投資するのが成功への道だ、と。
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哲学は、投資家にとっても大きな武器になる。私は英オックスフォード大学で哲学を学んだが、非常に抽象的な問いを絶え間なく投げかけられ、苦労した。しかしこのおかげで、私の思考力は大いに鍛えられた。
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子供が将来、お金をあればあるだけ使い果たしてしまうような人間にならないように、貯めることを早めに教えるべきだ。そして、たとえ親がリッチだったとしても、子供にたくさんのお金を与え過ぎてはいけない。
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大きな武器になるのは思考法である。私はオックスフォード大学で哲学を勉強したが、そのときに抽象的な思考法を教えられ、ずいぶんと思考力が鍛えられた。
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私は常々「税金だけのためにおカネの使い道を決めてはいけない」とアドバイスしている。米国では税制優遇の制度を利用するために家を買おうとする人もいるけれど、そういう考え方は間違っていると私は思うよ。
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「他人のために正しい行いをする」というのは父からの教えです。「懸命に働く」というシンプルな教えとともに、私の生き方の土台になっています。
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いざという時の備えもすべきだ。向こう2~3年のうちに世界の金融市場で問題が起きる可能性もある。上昇はいつまでも続かないと認識し、世の中の動きに細心の注意を払って生きていってほしい。
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世界中のどこでも、元々投資が得意なんて人はいない。生まれながら投資の直観力が優れているなら別だが、少なくとも私はそうではない。そこでお勧めするのは「自分が知りつくしている分野に投資する」ということだ。
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娘たちには6つの貯金箱を持たせ、米ドルやユーロなど様々な国の通貨を貯めさせている。それぞれが影響し合っていることを学んでもらいたいからね。
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どのようなものかよく分かっていて、「これなら大丈夫」と確信が持てるものだけに投資すべきだ。それができなければ、銀行に預金した方がいい。資産を失うのは、他人の意見に従った時だからだ。
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何もしないことが一番賢明という場合が時としてある。類いまれな成功を収めた投資家たちは、実は大半の時間をなにもせずに過ごしている。
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成功する投資家は独立独歩で行動し、大衆に逆らう。それは難しいことだが、大衆が見過ごすような割安な投資対象を見つけられるようになれば、投資は上手くいくはずだ。勇気はいるけどね。
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私は投資家として常に、「今、ベアなのは何か?」を考えることを怠らなかった。世間が強気相場に陶酔しているときに、忘れられているものに注目することで、私は成功してきた。
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たとえばトヨタ自動車について調べるなら、フォードや日産からも話を聞いて異なる視点に触れる。競合相手のことになると、とかく人は饒舌になるので思わぬ収穫があります。
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投資家として、投資対象を調べることは不可欠です。調査をもとにトコトン自分の頭で考える。わからないものに対して貴重なお金を投じるべきではありません。