ラビンドラナート・タゴール
1
善をなさんとするものは門を叩き、愛する者は門が開放されているのを見出す。
0
大地を花ほころばせるのは、大地の涙があればこそ。
雲が私の人生に漂ってきた。もはや雨嵐を連れてくるのではなく、私の夕焼け空に色彩を加えるために。
死は生に属する、生誕がそうであるように。歩みは足を上げることにある、足を下げることでもあるように。
あなたが何者なのか、あなたには見えない、あなたが見るのはあなたの影法師にすぎない。
信仰とは、夜明け前の闇の中で光を感じ歌っている鳥のようなもの。
2
真の友情は蛍光のようなもの。すべてが闇に包まれるとき、より一層と輝く。
人間は天性の子どもであるがゆえに、その持てる力とは成長する力のことなのです。
成功の中にのみあなたの恵みを感じるような卑怯者ではなく、失意のときにこそ、あなたの御手に握られていることに気づけますように。
人生から太陽が消えたからといって泣いてしまえば、その涙で星が見えなくなってしまう。
小さな英知はグラスの中の水のようなもの。濁りなく透明で、純粋。大きな英知は海の中の水のようなもの。暗く神秘的で、底が見えない。
人間とは、じぶんの歴史のなかにおのずと姿をあらわすというのではなく、それを通じて努力して進むことそのものなのです。
死は生を最後に完成させるもの。
不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、自由を勝ち取るために耐え忍ぶ心を願えますように。
完全者は、不完全者への愛のために、美でもって自身を装う。
人生という戦場で味方をさがすのではなく、自分自身の力を見いだせますように。
幸せになるのはとてもシンプルなことです。しかし、シンプルでいることはとても難しい。
悪は敗北する余裕をもつことができないが、正しきことはそれができる。
痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように。
精神的な向上こそ最大の宝。
ラビンドラナート・タゴールのすべての名言