スポーツだと、金メダルを獲った瞬間の自分の姿を想像しつつも、「昨日できなかったことが今日できるようになった」ということに小さな喜びを感じられるから続けられる。
為末大
為末大のその他の名言
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コントロールできないことに目を向けず、コントロールできることに目を向ける。体力の低下や世間の評価はコントロールできないことの代表格。ここだけに目を向けていると、苦しさがつのるばかりです。
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思い込みは、あると気付いた時にはもう思い込んでおらず、思い込んでいる間はある事すら知らない。つまり人は常に何かを思い込んでいてそれに気付いていない。
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現役時代の終盤は、アキレス腱が痛くてジャンプを伴う練習がつらくなった。そこで「この練習の本質は何か」をとことん考え、アキレス腱に負担をかけずに同じ効果を出せる練習にスイッチした。
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競技者が考え始めたら最初スランプにはまる。それを抜けると本質を掴み始めるのだがそれにはセンスもいるし時間もかかる。だから多くの部活動、実業団は囲い込んで一つの色に染める。
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もし誰かに期待されていたら早めにがっかりさせておいた方がいい。ほっておくと人生がいつの間にか人が期待する方向に向かい始める。
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参加するレースは自分で決めたのか。ただギャラリーが多いからそのレースを選んでやいないか。レースはゴールして終わりではない死ぬまで続く。死ぬまでやり通せるレースを選んだか。
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世の中に怒っている人は世の中は公平で理不尽ではないと思っている。だからそうではない現実が受け入れられない。子供が親に甘える感情。現実社会は理不尽で不公平。その上で人間らしくあろうと皆生きている。