世の中にはどうしようもないことがたくさんあって、そこに出口がないなら、どうにかしようがあることに努力や時間を割いていったほうがいい。あきらめたものが多いほうが、ひとつのことに集中投下できる。それゆえ成功しやすい。
為末大
為末大のその他の名言
-
現役を引退してから思ったのは、いいときの成果よりも苦しいときの自分の振る舞いの方が次に持ち越せる自信になったなということ。
-
どこで誰が見てるかわからないんだからしっかりしなさいとは私の母は一度も言わなかった。おかげで私は自分の行く先を自分の基準で決める、自分の人生を生きる事ができている。
-
「苦しさ」や「一生懸命」「必死」でやっている人は、「無我夢中」「リラックスした集中」でやっている人にはどうしたって勝てない。
-
ある年齢までは回復が早いからトレーニングは増やせる。量がものをいう。ある年齢からは回復が衰え、一日に出来る練習量が限られる。質の勝負。
-
自動販売機で水にしようかお茶にしようかという自由はあるが、喉を乾かさせるか乾かさせないかという自由はない。不自由は自分の中にある。
-
全体のバランスで見始めると、欠点が欠点だけで存在しているのではなく、長所とセットになっていることがほとんどだった。欠点には「存在する理由」があったのだ。
-
僕がハードラーとしてひとつのことに25年を費やしたのは、気持ちが強いわけでもなんでもない。毎朝同じものを選び、他の可能性をあきらめ続けただけ。
-
スポーツの世界では天才は触らないのが一番ですが、秀才はある程度システムで作れる。秀才システムでは天才が死ぬし、天才システムでは凡人が秀才になれない。