僕の競技人生は、まさに「負けで終わった」けれど、幸せな人生だったと胸を張って言える。そう、負けと幸福感は別である。
為末大
為末大のその他の名言
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日本には正しさを追求する社会は似合わないと思う。回り回って市民の日々が監視されているようで息苦しくなって日々の活力がなくなるだけだ。
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ある年齢までは回復が早いからトレーニングは増やせる。量がものをいう。ある年齢からは回復が衰え、一日に出来る練習量が限られる。質の勝負。
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スポーツの世界では天才は触らないのが一番ですが、秀才はある程度システムで作れる。秀才システムでは天才が死ぬし、天才システムでは凡人が秀才になれない。
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全体のバランスで見始めると、欠点が欠点だけで存在しているのではなく、長所とセットになっていることがほとんどだった。欠点には「存在する理由」があったのだ。
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自動販売機で水にしようかお茶にしようかという自由はあるが、喉を乾かさせるか乾かさせないかという自由はない。不自由は自分の中にある。
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個性は予定調和や空気を破る。個性は人の心をざわつかせる。だから個性を認めるとは他人と自分は違うとわかる事。あなたが許せないと思ってる誰かの考えもまた、一つの個性。
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ほとんどの夢は叶わないし、ほとんどの人生は負けで終わる。「夢は叶う」は叶った人だけが言えるだけで、叶わなかったほとんどの普通の人はそうは言えない。とすれば、「夢が叶わない現実」の中をどう生きていくか。