坂本龍馬
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天下において、何事かを成そうとする者は、膿も良く腫れないうちには針で患部を突くことができないのと同じで、時期を判断することが大切です。
俺は着実に物事を一つずつ築きあげてゆく。現実に合わぬことはやらぬ。
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逃げ路があるかないかということは天が考えることだ。おれたちは、とにかく逃げることだけに専念すればいい。
人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志に向かって事が進歩するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえ、その目的が成就できなくてもその目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だから、これを計算に入れてはいけない「。
一つの概念をしゃべるとき、その内容か表現に独創性がなければ男子は沈黙しているべきだ。
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海より深き君が美心。
国を開く道というものは、戦いをする者は戦う、修行する者は修行する、商売をする者は商売するというように、銘々が自分のことをやり抜くほかにはない。
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相手を説得する場合、激しい言葉をつかってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない。
初対面のとき、これはかなわないと思う人物がいたら、その人物が女と寝ている姿を想像すればいい。
わしゃーもーだめだ、頭をやられとる、お前はだいじょうぶか?
人間の一生で合点のいかないことが多いのは当然であり、運が悪ければ風呂から出ようとして転び、金玉を潰して死ぬという不運に見舞われる者もいる。そんな者に比べれば、私などは運が強く、どれだけ死にそうな場面に遭遇しても死ぬことはなく、たとえ自分から死のうと思っても生きなければならない状況になってしまう。
万事、見にゃわからん。
文開く衣の袖は濡れにけり。
おのおの、その志のままに生きよ。
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
今は力を培養するときだ。その時機を辛抱できぬのは男ではない。
世の人は、我を何とも言わば言え。我が成すことは我のみぞ知る。
財政の独立なくては、思想の独立もなく行動の自由もない。
世に生を得るは、事を為すにあり。
丸くとも一かどあれや人心あまりまろきはころびやすきぞ。
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