浅田真央
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踊ることの楽しさを思い出すようにしています。曲の中でダンスをしているイメージ。そうするとあまり疲れません。
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競技なので強い気持ちや、勝ち負けを意識することもあると思います。そうした気持ちを持ちつつ、自分が楽しんでどこまでできるのか?それを突き詰めていくのが、今年の真央の挑戦かもしれません。
自分が目指しているものに近づきたいなら、すぐに結果は出てなくても、自分の方向性がブレていなければいい。
こういうオリンピックという大きな舞台で日本代表としてメダルという形では持って帰ることは出来なかったと思うんですけどでも、自分が目指しているフリーの演技が今日出来てほんとに、結果としては良くはなかったと思うんですけど、私なりの恩返しは出来たかなというふうに思っています。
スケートが好き、スケートが楽しいという気持ち。それだけは忘れたくない。
これまでの3年間、私は痛みや不安をたくさん経験してきました。でも私が今いる場所まで来れたのは、その痛みのおかげだったんです。
「成果や失敗を忘れない」ということも肝に銘じています。
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集中しているときは周りのことは気にならなくなるんですが、お客さんの声はすごく聞こえますね。滑っていて自分のパワーに変わります。
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技術って尽きないって分かったんです。毎日でも新しいことを吸収して、何歳になっても向上を目指したいんです。
本気で辞めると思っていなければ、ここまで勢いよく休養することは出来なかったと思う。
「ああ、こんなに色々やってきたんだな」ってことです。色々なことがあって、それらを乗り越えてきたから、今があるんだなって。
すべては感覚や意識の問題だったんです。とにかく自分の身につくまで毎日練習すること、それしかなかったんです。
やるしかない、練習するしかないんです。「浅田真央」から逃げることはできないので。
ひとつのことに打ち込んだ努力は報われると感じています。
そうですね、できるって思ってやってあの、これが自分がやろうと思ってた構成なので良かったです。
悔しさを忘れないように、銀メダルは見える所に置いておきます。
昨日の自分は、決して今日の自分を裏切らない。
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遠征や大会で世界を周って、日本は恵まれている国だと感じています。人も親切で温かいです。海外では道を歩けば、ホームレスや子どもの物乞いに会いますし、低賃金や労務環境に反発した職員がストライキを起こして、電車やバスが動かなくなることは珍しくはありません。もちろん、日本でも事件はありますが、外国と比べてみると平和で恵まれています。
起きてスケート、食べてスケート、寝てスケート……、今まではだいたいそういう生活でした。
色んなことを経験することは楽しい。長く同じことを継続することも大切。
浅田真央のすべての名言