錦織圭
1
どんなショットをどこに打つかというのは、理論的に考えているわけではありません。やっぱり観客がいるので、難しいことをやろうとはつい考えてしまいます。試合に勝つだけじゃなくて、どうにかしてテニスを楽しもうと自分でもしてるんだろうと思います。言葉で説明するのはたぶん無理ですね。
3
プロになって気持ちが強くなったと思う。あきらめないようになった。勝ちたいという気持ちが強くなった。
勝てたのは、精神的なものがいちばん大きいと思います。今日は最後まで自分でもあきらめなかった。マッチポイントも取りきれず、いつもなら試合を投げ出していたかもしれない状況でしたが、そこでふんばれたのはすごくよかったと思います。
4
ネットの向こう側に誰がいようと気にしない。
0
彼のおかげでここまで来れたと思っている。
何が起こったか分かりません。
内容よりも5時間を戦い抜くフィジカルが自分にあったことが自信になった試合でした。
彼が言う1つ1つのことが納得できてプラスの方向に向かっていると確信できます。
ライバルや各上の相手を尊敬し過ぎるなと言われたのを覚えています。
日本とユニクロのカラー、赤と白を基調としたウエアで気持ちよく戦えた。
希望は全部失ったわけではなかったので、また1から始めようと思いました。長い道のりであっても、1つの経験としてやっていかないといけないと思いました。
2
本心は喜んでるんですけど、そこまで喜んで表現してしまうと、すごい余韻が残ってしまって、次の試合に浮いた感じになるというか、まだ大会終わってないし、優勝したら、そこで喜ぼうと思って。
本当に強くなりたいんで。
、絶対に勝てるというのを多分1日5回ぐらい言われて。
やりたいプレーと勝つプレーが違うので、今、自分と戦っています。
アジアのテニスの現状はすごい難しい問題がたくさんあって、ツアーのほとんどの大会はアメリカやヨーロッパ、日本からはトラベルの部分がいちばん大変。あと目指せる選手がいないというのは今いちばんの問題だと思う。
常にフレッシュな状態で試合に送り出してもらえるのでホントにいないと戦えない存在。
ケガも手術もなかったら、と思いますけど……。ま、それはどうしようもないことなので、考えてもしかたがないかなと。それがあったからこそ、今があるのだと考えるようにしています。
過去のことを振り返ってばかりいたんですが、ふと目の前の目標に集中したら嫌なことは消えていきました。
体調と気持ちの面をしっかりと整っていれば、どの選手にも勝つチャンスがある。
錦織圭のすべての名言