長友佑都
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ここで頑張ったら違う世界が待っている。
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自分の弱さから目をそらさず、闘えるのも感謝の気持ちがあるからだ。
これからは僕が家族を守っていく。
違いを感じることは、改善のきっかけになる。
自分がチームの中心にならなければいけないという責任感は自然と強くなりました。だから、チームメイトへもしっかりと要求します。遠慮していたら、自分の仕事が果たせない。こちらが何か言えば、相手は必ず言い返してきます。でも、熱くなるのはその時だけで、お互いの関係が悪くなることはありません。
高いレベルに行けばいくほど自分の足りないところが見えてくる。足りないところを補う作業を急ピッチに進めなければ目標には届かない。
逆境に立たされたときこそ、自分の真価が問われる。
人を好きになる素晴らしさ、自分の中にある大切な人を思う気持ちが、力を生むことを僕は知っている。
メンタルは体を支配する。僕らプロサッカー選手は、週に1~2回の試合をこなしながら、日々練習に励みます。1年を通して体の調子が良い時というのは、実はほとんどありません。それどころか、シーズンの大半をどこかしらに体の不調を感じながらプレーしている。そんな時、プラスアルファの力を発揮させてくれるのが、メンタルの力。メンタルさえしっかりしていれば、疲れた体も動き、いいパフォーマンスが出るのです。
意志があるところに道あり。
僕が今強く思っているのは、どれだけチームのために犠牲になれるかということ。
チームのためにという部分が自分の中に本当にあるなら、本当に大事なときに最高のパスが来たり、今までミスしていたところがミスじゃなくなったり、そういうことにつながると思う。だから、明日の試合もチームのために走ります。
サッカーをプレーすること、日々のトレーニング、目標を達成することは、自分のためでもあるけれど、同時に自分以外の人たちのためでもあると考えている。僕が成長することが、恩返しになると思えるから、頑張れるんだ。
ケガもあって、ぽっかり空いた時間で徹底的に自分を見つめ直した。すると11月くらいに気持ちが切り替わり、もやが一気に晴れるように、前向きに考えられるようになった。「体は最悪だけど、メンタルは充実している」状態で臨んだ11月の試合は、ものすごく走ることができ、非常に力強い、良いプレーをすることができました。やっぱり「メンタルは体を支配する」んだ、と思いましたね。
目標を達成した瞬間、次の目標が見えてくる。
選手として超一流な彼らは人間としても超一流。
どんなにハードなトレーニングも、これを達成すれば、前進出来ると思えるから頑張れる。わずかな一歩であっても嬉しい。
大きな目標を設定し、そこへ向かうための道程を逆算し、今日やるべきことに100%で取り組む。今日頑張れなければ、明日はない。
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瞑想は静かな空間で、いつも同じ場所・時間で行うのがオススメ。鼻からしっかり息を吸って吐いて、呼吸に意識を集中させます。最初は余計なことを考えますが、呼吸に意識を戻すようにすることを繰り返すと、雑念が浮かびにくくなります。1日5~10分の瞑想を続けると、2週間ほどで「今を意識する」ことに集中できるようになり、周囲の雑音や不安、予想外の出来事に振り回されなくなった。余計なことを考えず、試合に集中できる「動じない心」が身についたと感じています。
満足してしまったら、僕は終わってしまう。
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