大山倍達
14
怖い者知らずは早熟で終わり、怖さを知れば大器への道が始まる。
1
親は親、己は己の道を行け。2代の道でなく、初代の道を。
2
切り花でなく根のある花であれ!実力の根を張ったスターであれ。
11
極真会館を継ぐ人間は若くなくてはいけない。できれば三十代であることが条件だ。老人が司る国は栄えることがない。冒険をしないし、他人を認めないし、人を疑う。これでは衰退していくだけだ。そして最強を追い求めてきた極真空手である以上、圧倒的に強い人間でないといけない。敢えていえば、世界チャンピオンになった人間である。百人組手を達成した者であればいうことはない。
13
心は静かに培い、体は激しく鍛え、技は基本に忠実にかつ頭を使え。
己と向き合う稽古、他に向い合う稽古、この表裏一体こそが、修業の理想である。
少年時代に野山を駆けて遊んだのが私の肉体をカラテ向きにしたんだよ。
何のために強くなるか?それは自分に打ち勝つためであり、義を通すためであり、人を導くためである。
17
勝てば、正論が正論になる。負ければ、正論が愚痴になる。
19
男は節操、女は貞操だよ。世の為、我が身の為にだ。
口下手は聞き上手になれば良い。不器用な努力家になることだよ。
「労せずして強くなる方法」などというものはないのだということを、若い諸君には知っていただきたい。
自分が見えない顔を、人に見られる、それが人生だ。
18
余裕がないと目の前の物さえ見えぬ。余裕があれば人の心まで視えてくる。
27
相手を憎めば相手から憎まれる。愛する心が性格改造の第一歩だね。
勝者は勝つべくして勝ち、敗者は負けるべくして負ける。
3
人間にとって最も怖いのは、飢えと孤独だ。
4
今の私があるのはハングリー体験だ。若いうちは飢えた狼であれ。
8
武の道においては千日を初心とし万日の稽古をもって極とす。
16
大人よ、孤独そうな子には肩を叩き、元気な子には笑顔で声を掛けてやれ。
大山倍達のすべての名言