不言実行、有言有責任、自負自尊この三原則に反する男は男じゃない。

勝てば、正論が正論になる。負ければ、正論が愚痴になる。

予想外のことまで深く深く見抜け。

鏡の前で毎朝一度みせる笑顔で、その日一日の性格が明るくなるよ。

極真会館を継ぐ人間は若くなくてはいけない。できれば三十代であることが条件だ。老人が司る国は栄えることがない。冒険をしないし、他人を認めないし、人を疑う。これでは衰退していくだけだ。そして最強を追い求めてきた極真空手である以上、圧倒的に強い人間でないといけない。敢えていえば、世界チャンピオンになった人間である。百人組手を達成した者であればいうことはない。

「労せずして強くなる方法」などというものはないのだということを、若い諸君には知っていただきたい。

切り花でなく根のある花であれ！実力の根を張ったスターであれ。

余裕を失うと息が乱れ、気も乱れる。心身を鍛えていればそうはならんよ。

人は生きて後生に何を遺すかが問題だ！不滅の偉業か悪業か、尊敬か悪名か。

何のために強くなるか？それは自分に打ち勝つためであり、義を通すためであり、人を導くためである。

死中に活を求める覚悟で事に当たる。それが理想を実現する決め手だ。

心は静かに培い、体は激しく鍛え、技は基本に忠実にかつ頭を使え。

癖ある馬に能ありというね。角を矯めて牛を殺すとも。

人間にとって最も怖いのは、飢えと孤独だ。

勝者は勝つべくして勝ち、敗者は負けるべくして負ける。

右手がダメになったら左手を使え。手がダメになったら右足を使え。右足がダメになったら左足を使え。それがダメになったら頭を使えよ。それでもダメだったら呪ってでも倒せ。それが極真だよ。君―ッ。

勝ってこそ正論は正論になる。負ければ正論もグチに聞こえる。

自分が見えない顔を、人に見られる、それが人生だ。

感動した時、涙を流せる男になれ！涙のあと自然に笑顔が浮かぶ男に。

男は節操、女は貞操だよ。世の為、我が身の為にだ。

宇宙があって、地球があって、人類があって、世界があっての日本だ。