大山倍達
17
心は静かに培い、体は激しく鍛え、技は基本に忠実にかつ頭を使え。
1
己と向き合う稽古、他に向い合う稽古、この表裏一体こそが、修業の理想である。
喰ったら寝るな、喰ったら動け。腹が減ったら寝よ、動いたら寝よ。
少年時代に野山を駆けて遊んだのが私の肉体をカラテ向きにしたんだよ。
怖い者知らずは早熟で終わり、怖さを知れば大器への道が始まる。
親は親、己は己の道を行け。2代の道でなく、初代の道を。
2
切り花でなく根のある花であれ!実力の根を張ったスターであれ。
11
心にゆとりを持って人に対すれば、笑顔一つで味方がつき、敵を呑む。
14
極真会館を継ぐ人間は若くなくてはいけない。できれば三十代であることが条件だ。老人が司る国は栄えることがない。冒険をしないし、他人を認めないし、人を疑う。これでは衰退していくだけだ。そして最強を追い求めてきた極真空手である以上、圧倒的に強い人間でないといけない。敢えていえば、世界チャンピオンになった人間である。百人組手を達成した者であればいうことはない。
13
自分が見えない顔を、人に見られる、それが人生だ。
18
予想外のことまで深く深く見抜け。
不言実行、有言有責任、自負自尊この三原則に反する男は男じゃない。
0
鏡の前で毎朝一度みせる笑顔で、その日一日の性格が明るくなるよ。
武の道においては千日を初心とし万日の稽古をもって極とす。
16
勝てば、正論が正論になる。負ければ、正論が愚痴になる。
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人は生きて後生に何を遺すかが問題だ!不滅の偉業か悪業か、尊敬か悪名か。
余裕を失うと息が乱れ、気も乱れる。心身を鍛えていればそうはならんよ。
「労せずして強くなる方法」などというものはないのだということを、若い諸君には知っていただきたい。
普段は親孝行と友情に生きよ。しかし、いざ戦いとなれば、たとえ親でも全力で倒せ。
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勝者は勝つべくして勝ち、敗者は負けるべくして負ける。
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大山倍達のすべての名言